54話 ページ9
私が呆気にとられているのを見て、紅葉は少し恥ずかしそうに笑った。
紅葉「あ、ごめんね、いきなりこんなテンションで話しちゃって」
A「あ、いや、それは別にいいんだけど....」
少し沈黙が流れたので思いきって聞いてみた。
A「.....Tiaraさんなの？」
紅葉「うん！そうなの！推しはAちゃんだよ！」
へぇ、Aさん推しかぁ.....うん？まって、Aって.....
A「私？！？！」
紅葉「うん！そうだよ！！」
えへへと笑う紅葉見て疑問が沸き上がってくる。
A「何で私なの？私、ただのマネージャーだよ？別に踊るわけでもないのに」
紅葉「えっとね、私アナタシアを知ってまだそんなに日が経ってないの。Tiaraって言ってもまだ全然詳しくないし。
なんかかっこいいな〜位で見てたんだけど、あの日の生放送偶然見てて。
そしたらマネージャーっていってAちゃんが出てきて。
すごい緊張してそうなんだけど、一生懸命なのが伝わってきて。
それで好きになったんだ」
それを聞いて胸が熱くなってきた。
紅葉「え？泣きそう？
あと、ゴメンね？私何かした？」
A「いや、違うの...ただうれしくて...」
紅葉は首を傾げている。
A「ほんとはすごい怖かったの。私が表に出ることでアナタシアに悪い影響を与えるんじゃないかって。
今日も山野さんに何聞かれるのかとかずっと不安で、安心したらなんか....」
紅葉「そっか、私が不安にさせちゃってたのはゴメンね。
でも、自信もって。Aちゃんが悪い影響を与えるなんてことはないから」
そう言って私をギュッと抱きしめてくれた。
A「うん、ありがと」
私も笑顔で返す事ができた。
それから二人で話しながら校門まで歩いていった。
A「そういえば、さっきいろいろ語ってるときは私のことちゃん付けで呼んでたよね？」
紅葉「あぁ、普段はAって呼び捨てしたいんだけど、アナタシアのマネージャーとしてはAちゃんって呼びたいんだよね」
A「そっか。.......あのさ、私も紅葉って呼んでいい？」
紅葉「もちろん！そう呼んで！」
そんなことを話しながらあっという間に校門についてしまった。
私のことを心配していたメンバーのみんなは私たちが仲良さそうに話しているのを見てすごい驚いていた。
私はみんなに紅葉を、紅葉は親に私を紹介してその日は別れた。
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よもぎ(プロフ) - あーねさん» あーねさんありがとうございます！マイペースに更新するので、また読んでもらえるとうれしいです！ (2022年3月28日 16時) (
レス) id: 2d28ca1c7b (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ(プロフ) - あやさん» あやさんありがとうございます！！マイペースになりますが、また読んでもらえるとうれしいです！ (2022年3月28日 16時) (レス) id: 2d28ca1c7b (このIDを非表示/違反報告)
あーね - 初コメ？かな？あんま覚えてないのですが1からずっと読まさせていただいてます！受験生は大変だと思いますが無理しない程度に頑張ってください！ (2022年3月25日 23時) (レス) @page28 id: c757371344 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 今回も最高でした！よもぎさんの作品だいすきです(⑉• •⑉)❤︎無理せずこれからも更新頑張ってください！！応援してます( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ ) (2022年3月21日 0時) (レス) @page26 id: 2374f36708 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！前作から･･･！めちゃくちゃ嬉しいです！！その場その場で構想練り直したりするんで好きな方向続けられるか不安ですけど、頑張ります！これからも気まぐれ更新だとは思いますが、よければまた見てください！ (2022年1月26日 12時) (レス) id: 2d28ca1c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よもぎ | 作成日時：2021年9月29日 8時
