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78° ページ35

「はぁ…はぁ」と息を荒くして苦しむ結空。
それもそうだ。こんなになるまで魔力を使っても尚、ここに結界を張って魔力を使っているから。

変な獣や、危ない人達に近づかれないように見えない結界を張った。

そりゃあ結空の体調だって荒れるわけだ。


「…なぁ薬研。主は大丈夫なのか…?」

「何とも言えねぇがな。今はこう荒れてるが、明日になりゃあだいぶ落ち着いてるはず、だ。」


鶴丸も結空が酷くなっていくのがわかったらしい。
心配にもなるものだ。

しかし、鶴丸 薬研 一期は自分の心配をした方が良かった。
この三人の内番着は物凄く夏っぽい服なのである。

どう頑張っても寒いものは寒い。

結空もだいぶ意識はあるものの、魔力や霊力を使える訳では無い。
元々一期一振保管のため、この小屋に結界が張られていたのは運が良かった。

ゆっくりと目を開けて、3人を呼びよせる。

「つるまるっ…やげ……いちごっ………。」

「…!大将?!大丈夫か?!どうした!?」

三人を呼ぶのが聞こえたらしい。
ちゃんと小さな声でも3人とも寄ってきた。

寄ってきてくれれば、それでいい。


「もっと…近づいて……寒いっしょ……?」

「はっ…貴方本当に頭弱いんじゃないですか?!今1番危険なのは貴方っ…」


そう言いかけた一期は、結空に人差し指を口に当てられ笑う。


「頭は弱くていいよ……。危険なのは、一期も一緒でしょ……?」


ふふふ…と笑う。
風邪の時、人は随分色っぽくなるものだ。
何も言えなくなってしまう。

結局、結空がこういう性格なのは二人がよく知っていた。
笑って結空の横に寝転がる。

「ははっ…ほんっと主には驚かされるぜ…。」

「…だな。大将はほんっとに頭が弱ぇよ。」

結空の体を掴みながら、寝る。
一期一振は戸惑っていたものの、結空に腕を引っ張られみんなで寝ることになる。


「へへ……川の字みたいだねぇ…」

「ちょっ、貴方本当に馬鹿なんじゃ…。」

「馬鹿でいいのー…。……寝よ?」









中々にハーレムな主人公。

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設定タグ:刀剣乱舞 , とうらぶ , ブラック本丸   
作品ジャンル:アニメ
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闇月白夢(プロフ) - 津姫さん» わぁ!ありがとうございます!ドールちゃんの見た目気に入っていただけたなら嬉しいです!私もドールちゃんめっちゃ理想なんですよー(^-^)これからもこの作品をよろしくお願いしますね! (2017年9月30日 21時) (レス) id: 451c317d57 (このIDを非表示/違反報告)
津姫(プロフ) - ドールちゃんの見た目想像してたら私の理想のキャラでうわあああああ!って感じです♪まさに、まさにドールちゃん私のツボですな!あと鶴さん好きです(〃ω〃)ありがとうございます!これからも更新頑張ってください!! (2017年9月30日 21時) (レス) id: 2bee4b9cb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅーぽむ x他1人 | 作成日時:2017年9月24日 21時

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