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ドールside
髭「吹雪になってきたね。」
膝「そうだな。ってことで、部屋も冷える。温かいうちに食べないと体が温まらん！」
ずいっと膝丸が迫ってくる。私はあとずさる。
『無理です。死ぬ』
膝「猫舌なのか？でも、死ぬは大袈裟だろう？」
あっちが私を助けるつもりでも、私は殺されかけているようなものだ。
そうこうしているうちに、ついに壁についてしまった。
膝「もう逃げ場はないぞ、食べろ。」
私は意地でも食べないと口を固く閉ざした。
流石にカチンと来たのか、少し顔をしかめた。
膝「ほぅ？それでも食べたくないと…？」
髭「はっはっは、楽しそうだねー」
楽しくない。
『食べたくないと言ってげほっ！けほっ！こんっ！ぜぇ…ぜぇ…
げほっ！げほっ！げほっげほっ！こんっ！はぁ…はぁ…ぜぇ…』
さっきより咳が酷くなってきた。
膝「お、おい大丈夫か？！」
『こんっ！こんっ！げほっ……』
膝丸はお粥を置いて私を布団に入れた。
『こんっ！こんっ！げほっげほっ！はぁ…はぁ…』
膝丸が額に手を当てる。
膝「冷たいのは変わらないが…さっきより熱いか…？」
『げほっ！げほっ！ごほっ…はあ…はぁ…』
髭「よーしよし、苦しいね…」
髭切が背中をポンポンする。
『うぅ…こんっ…はぁ…』
膝「薬研を呼んでくる。」
髭「頼んだよ。」
膝丸は頷くと走って薬研のところに行った。
髭「ここから粟田口の部屋はあまり離れてないからすぐに連れてくると思うよ。」
『なんで…私がこんなことに…こんっ！こんっ！……はぁ…』
髭「まぁまぁ今は落ち着いて。」
数分すると足音が近づいて来た。
髭「来たかな？」
膝「……薬研がいない…。」
髭「え？ほんとに？」
膝「あぁ、どこかに外出しているようだ、」
嘘だろ…
帰ってくるまでこの苦しみが続くと思うと、もっと苦しくなってくる気がした。
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闇月白夢(プロフ) - 津姫さん» わぁ！ありがとうございます！ドールちゃんの見た目気に入っていただけたなら嬉しいです！私もドールちゃんめっちゃ理想なんですよー(^-^)これからもこの作品をよろしくお願いしますね！ (2017年9月30日 21時) (
レス) id: 451c317d57 (このIDを非表示/違反報告)
津姫(プロフ) - ドールちゃんの見た目想像してたら私の理想のキャラでうわあああああ！って感じです♪まさに、まさにドールちゃん私のツボですな！あと鶴さん好きです(〃ω〃)ありがとうございます！これからも更新頑張ってください！！ (2017年9月30日 21時) (レス) id: 2bee4b9cb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅーぽむ x他1人 | 作成日時：2017年9月24日 21時
