File９ ページ10
翌日。
今日は一日 闇医者活動を休止し、普通の女子高生として遊ぶことにした。
自分のお気に入りである、紺のロングカーディガンにジーンズの短パン、薄い水色のロゴTに袖を通す。
最近ご褒美で買ったバッグと、いつも履いている可愛い青のスニーカーを持って、Aの玄関であるベランダから飛び降りた。
１１:００集合なので、１０:３０に出たA。
少し早歩きで行けば間に合うだろう。
いつもより早く歩いていると、｢いったー！｣と甲高い女の子の声が少し前で聞こえた。
気になってその場所に駆けていくと、ふくよかな男の子と頬にそばかすがある男の子が、ボブカットの女の子を囲んで｢大丈夫ですか歩美ちゃん！｣と言っていた。
見るからにして小学生だろうか。
ついついお節介なAは、これは医者の仕事じゃなくてただ人助け…と言い聞かせて、｢どうしたのー｣と駆け寄った。
光｢あ、すみません驚かせてしまって…｣
元｢歩美が、猫がいたからって塀に登ってたら猫が降りちゃって歩美も一緒に落ちちゃったんだよ…。｣
歩｢うぅ…痛いよ……｣
｢ありゃりゃ…。どれどれ見せてみ？｣
そう言って傷を見てみると、少し膝が赤くなっていた。多分 後々青くなるであろう痣だ。
いつも何かあったら出せるようにとカバンに入れている救急ポーチから湿布とハサミを取り出して、湿布を２つに切って両足に貼ってあげた。
上からテーピングのテープで固定して、｢はい終わり。｣と歩美ちゃんと呼ばれた人物を立ち上がらせた。
｢ありがとうお姉さん！｣と言われて、少し嬉しかったのは秘密。
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ベルモット - 読ませて頂きました。文章が細かくて、状況説明や構成が伝わりやすかったですし、好みでしたストーリー性も。闇医者と言う裏の仕事をしている夢主と言う魅力に翻弄されました。 (2019年11月21日 3時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
神怜(プロフ) - み ゅ ー ぽ む 。さん» 返信ありがとうございます。私もただ疑問に思っただけなので大丈夫です！小説とても面白いです。応援してます！ (2018年10月9日 0時) (レス) id: 7405f0c154 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 神怜さん» 私もそこまで警察等に知識はないのですが、そもそも黒の組織やら薬やらが出てくる時点で原作の方もﾄﾝﾃﾞﾓ設定なので書かせていただいてます;; もし気に食わなければ、それは申し訳ございません。 (2018年10月8日 2時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
神怜(プロフ) - 闇医者設定とても好きなんですが、闇医者って普通、警察にバレたらやばいんじゃないでしょうか？？（いきなりすみません (2018年10月8日 0時) (レス) id: 7405f0c154 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーぽむ(プロフ) - りのすけ。さん» あわわ！そう言っていただけると嬉しいです〜！これからもご愛読よろしくお願いします！ (2018年5月9日 10時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅーぽむ
| 作成日時：2018年4月19日 1時
