File22 ページ24
何かぶつぶつと赤井が言っていたような気がするが、何を言っているのか結局わからなかった。
取り敢えず3日感眠っていた赤井に「なんか食べる?」と聞く。
「お言葉に甘えて。なにか貰ってもいいかい?」と答えられたので、「A特製の美味しいお粥はいかが?」と笑いながら言う。
今ちょうど買い物に出ようと思っていたが、患者がいるなら別だ。仕事優先。
冷蔵庫から、卵と麺つゆを取り出して台所に置く。
お鍋に炊いておいたご飯を入れて、そこに水を入れた。
火をカチッとつけてぶくぶく…と沸騰させているあいだに、少量の麺つゆを入れて塩をひとつまみ入れる。
最後に卵をパカッと入れて、ぐちゃぐちゃにほぐせばおかゆの完成だ。
鍋からお皿に盛り付けて、鍋つかみをはめてから赤井のところへ持っていく。
「赤井〜?お粥〜」と赤井を呼ぶと、「あぁ、すまない。」と返事が返ってきた。
扉を開けて、おかゆをそのへんの机に置く。
赤井を傷つけずに ゆっくりと起き上がらせてタンスに体を預けるようにした。
「食べれる?」
赤「そこに置いといてくれないか。」
「いや、少し動いただけで傷口開いたりすっからさ。あーんしてあげるよ。女子校生の生あーん。」
赤「その言い方はやめろ。絶対やめろ。」
「あはは。」
そう言って今度はAが赤井をおちょくる。
スプーンでおかゆを少しすくって、ふぅ…ふぅ…と冷ますと赤井の口にスプーンを持っていった。
小さく開いている口にスプーンをゆっくりと入れて、「あーん…」と少し言いながら入れた。
顔にでない赤井と、
何も考えないないA。
1990人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルモット - 読ませて頂きました。文章が細かくて、状況説明や構成が伝わりやすかったですし、好みでしたストーリー性も。闇医者と言う裏の仕事をしている夢主と言う魅力に翻弄されました。 (2019年11月21日 3時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
神怜(プロフ) - み ゅ ー ぽ む 。さん» 返信ありがとうございます。私もただ疑問に思っただけなので大丈夫です!小説とても面白いです。応援してます! (2018年10月9日 0時) (レス) id: 7405f0c154 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 神怜さん» 私もそこまで警察等に知識はないのですが、そもそも黒の組織やら薬やらが出てくる時点で原作の方もトンデモ設定なので書かせていただいてます;; もし気に食わなければ、それは申し訳ございません。 (2018年10月8日 2時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
神怜(プロフ) - 闇医者設定とても好きなんですが、闇医者って普通、警察にバレたらやばいんじゃないでしょうか??(いきなりすみません (2018年10月8日 0時) (レス) id: 7405f0c154 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーぽむ(プロフ) - りのすけ。さん» あわわ!そう言っていただけると嬉しいです〜!これからもご愛読よろしくお願いします! (2018年5月9日 10時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゅーぽむ | 作成日時:2018年4月19日 1時