[間宮祥太朗] ページ12
運命の出会いとはこういう事を言うのだろう。
幼稚園の時、隣に住んでいた幼馴染の間宮が引っ越してしまった。1ヶ月は悲しんだが、だんだんと記憶から薄れ 忘れていってしまった。
別れから早10年。Aと間宮はもう中学３年生である。
それなりに色気づいて、顔も大人らしくなっていった。
A達は、中学最後の修学旅行として京都に来ていた。
本能寺や、坂本龍馬暗殺場所などのチェックポイントを回っていく。
だが、班員の子がお腹がすいたとのことで茶菓子を食べることになった。
Aは、さほどお腹がすいていなかった為｢鯉に餌でもやってくるわ｣と言って、池の方へ向かう。
百円を払って、池の鯉に餌をまく。
ぱくぱくと口を馬鹿みたいに動かしている姿は、昔好きだった間宮みたいだ。
間宮もよく小さい口に頬張りこんでは、口を動かしていたっけ…。と懐かしんでいると、トンっと肩と肩がぶつかった。
｢あ、すみません｣と言いながら、相手の顔を見る。
顔を上げて見ると、そこには随分整った男の人が居た。しかし制服を着ているから学生だ。
相手はずっとAの目を、逸らさず見つめていた。
気持ち悪…と思って、そそくさ離れようとすると｢……A…｣と名前を呼ばれる。
ぴく…っと肩を震わせて、後ろを向くと｢もしかして…A……？｣などと確認された。
｢なんであたしの名前知って…｣と思うが、よくよく見たらこの顔、見覚えがある。
どこかで見た顔だ。多分知り合い。この可愛く笑っていた小さな口は……、
｢祥太郎………？もしかして…祥太郎なの？｣
｢Aだ！A！A！｣
そう言うと、ぎゅうっと大きな頭体で抱きしめてきた。
やはりこの温かさは間宮だ。久しぶりだなぁ…と思わず笑う。
ぱっと離れて、｢A！A！｣とずっと名前を連呼された。
｢わかったよ祥太郎 笑 祥太郎も修学旅行？｣
｢うん！Aも？｣
｢そうだよ。でもまさかAに会えるなんて思ってなかった！｣
ねぇ神様。
あなたにどれだけお礼をしたらいいのかしら。
わたし、あなたのおかげで、
｢｢初恋に出会えたよ。｣｣
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泉美 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 また同じく【間宮祥太朗】のここの台詞 ｢わかったよ祥太郎 笑 祥太郎も修学旅行？｣ これも正しくは祥太朗ではないんでしょうか？ (2021年4月11日 1時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく【間宮祥太朗】のここの部分 そう言うと、ぎゅうっと大きな頭体で抱きしめてきた。 これ正しくは大きな図体でではないんでしょうか？ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - また続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが...。 【間宮祥太朗】のここの部分 祥太郎………？もしかして…祥太郎なの？｣ これ正しくは祥太朗ではないんでしょうか？ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは男の子の顔をではないんでしょうか？ 告白して来たのは男の子ですよね？ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - こんばんは(*^^*) お久しぶりです(笑) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 【竹内涼真】ページ10のここの部分 そう言って最後の最後まで口説き文句を言ってしまう。 言ったあとに、｢あ｣となって女の子の顔を見るとメロメロになっている事が多々あるのだ。 (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅーぽむ
| 作成日時：2018年1月24日 22時
