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タバコと煙草 2 ページ22

普段なら絶対に最初に潰れるはずの彼がここにいた。
てか、いつの間にかゆげぽの部屋抜け出してたんか…気づかなかったわ…と内心自分の抜けに苦笑いするとバツが悪そうに頬を掻きながら


「飲み足りひんかったんや…」


……この時、私はこう思った。
あ、この人はもう手遅れだな、と。


 ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕
結局、私の部屋で飲み直すことになった。
ツマミと酒は十分に買ったし。
明日仕事休みだし。
ゆっくりのむべや。
と思い、早速一缶あける。うん、やっぱり梅酒はうまい。
どうせ喫煙者しかおらんし、と煙草を蒸かす課長。その姿がどうにも格好良く見えてしまう。
酒に酔っているからか、普段は思わないことを思ってしまった。
息を吐いてその煙の先を見ながらニヤッと笑う彼。
そこからガツンとくる煙草の香りは、慣れなくてキツイものだけど何故か落ち着く香りだった。


「課長の煙草吸ってる姿、なんかかっこいいですね」


つい口を滑らせてしまった。
どうってことのない顔で


「せやろ、惚れたか?」


ニヒルに笑った。
だから私も皮肉げに笑い返して


「どうでしょうね」


とタバコの煙を吐きながら言ってやった。


「ナギの吸ってるとこもカッコええで」


冗談ではなく本気のようで真顔で言ってきた。
突然すぎてびっくりしたため顔を逸らしながら


「そりゃどーも…」


とどうにか返すことしかできなかった。


…約数十分後、結局飲みすぎて潰れたのは言うまでもない。

ーーーーー
結局、言いたかったのは課長の煙草吸ってる姿はいいぞということ。
因みにタバコはナギさん用の表記、煙草は課長用の表記(何言ってんだこいつ)

紅一点のことを語る男メンバー 1→←タバコと煙草 1



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RKS(プロフ) - みろくさん» ありがとうございます! (2018年4月4日 20時) (レス) id: d709a2b816 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 今更ですが続編おめでとうございます。ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい!応援してます! (2018年4月4日 9時) (レス) id: 189a8b67c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RKS | 作成日時:2018年3月11日 18時

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