紅い月には殺戮を 1 ページ18
せらさんナギさんは_____です。…………
せら「それじゃあ、ゲームスタートー」
うぇぇぇいと声を上げるメンツ。
カタカタとキーボードを操作しながら初期スポーン地の玉座の間の周りに誰もいないかどうか確認する。
……異常、なしっと
そう安心しマイクに口を近づける。
ようやく、色々動き始めたようだ。
湯毛「あー、預言者おる？」
フジ「んー？」
ヒラ「いないねぇ…」
牛沢「あ、俺預言者だ」
キヨ「なんだ、うっしー預言者か」
牛沢「何だってなんだよ」
ナギ「…対抗は？」
静まり返る。
どうやらいない様だ
湯毛「霊媒師は？」
キヨ「俺霊媒師ー！」
フジ「俺も霊媒なんだけど…」
途端にシーンとなる。
占いの対抗なしか…けど、霊媒師の方は対抗あるんだよなぁ…
誰か死ねば分かるんだけどなぁ…と軽く思考を巡らすと湯毛ぽが
湯毛「そういやさっきっからヒラノくんととわこが全然通話してこんけど」
と言い、秒速で返事が返ってきた。
永久狐「はいはい？」
牛沢「とわぽん生存確認」
ナギ「課長は？」
課長「…なんやぁ？」
明らかにふわふわした声が聞こえた。
と同時にドアがガチャガチャと開閉する音が聞こえた。
これ課長酔ってるな…これ、と心の中で軽く突っ込みながら、ドアの方を確認するも自分の周囲ではなかった。
フル「なんか音せぇへんかった？」
ヒラ「たぶんドアの音じゃ…」
そしたら煽るようにして連続でドアが開閉した。正直煩い。
と、流石に色々苛立ってきたのか。
牛沢さんが口を開いた。
牛沢「じゃあ、俺占いますわ」
湯毛「頼むわ」
数秒後…
牛沢「フルニキ白」
フル「良かったぁ…」
安堵したのも束の間。先程から煩かったドアの開閉音に合わせるようにして弓矢が放たれた。
永久狐「ちょっ…あっ…」
……………
えっ、ちょっ？
と、永久狐さん…？
その戸惑いが広がる前にもう一回、死の音が聞こえた。
フル「っ！………」
フルニキの無音の悲鳴が上がった途端、水を打ったように静まり返る。
ゆげぽが慌てて
湯毛「て、点呼！点呼！」
フジ「はーい」
ヒラ「はーい」
以下永遠と続く。
2名を除いて。
その結論にみんないったらしく、重苦しい沈黙が訪れる。
課長「これは…あかんなぁ…」
キヨ「うっしーが白つった瞬間消されたもんな」
ヒラ「誰だろ…怖いな…」
その言葉を聞きながら私は背中に翼をつけて…移動し始めた。
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RKS(プロフ) - みろくさん» ありがとうございます！ (2018年4月4日 20時) (
レス) id: d709a2b816 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 今更ですが続編おめでとうございます。ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年4月4日 9時) (レス) id: 189a8b67c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RKS | 作成日時：2018年3月11日 18時
