バランスのとり方 ページ32
服をまくった。
お腹の痣を見せた。もう嫌われてもいいやって思って。
A「夜通し叩かれた。もう……それだけだよ。今日は帰らない。それだけだよ。」
櫻井「あとは？まだあるだろ。A話せよ。」
大野「翔くん。高圧的すぎ。」
A「ない……。」
櫻井「あるだろ！！」
A「言えない。」
二宮「やっぱり信じてないから」
A「信じてるからこそ言えない。」
櫻井「まさかﾀﾋぬきなのか？」
ばって顔をあげてしまった。
櫻井「ほんとなのかよ……」
相葉「なんで……。」
松本「そんなに辛いならもっと早く言ってくれれば良かったのに……。」
A「言ってどうにかなる？」
やめなさい私。
A「結果と現実を見なさい。」
だめ。それ以上。
A「言った結果がこれでしょう？」
この人達は悪くない。
A「私達は何も出来なかった。それが答え。」
違う。夢をくれた。居場所をくれた。認めてくれた。信じてくれた。
見渡すと松本は泣きそうな顔をしていた。
なんでこんな泣きそうな顔をしているの？
私の言葉がどうしてこんなに人に刺さってるの？なぜあんな事を言ってしまったの？
大野「そうだよ。その通りだよ。会長。俺たちは何も出来なかった。でも変えようとした。それは変わらない。会長……あのね結果論ももちろん大事だよ。だって俺らが会長に痣をつけたのと同じだから。でもさ、みんなの気持ちも汲んでくれねぇか？必死だったよ。必死だったんだよ。ﾀﾋぬ程嫌だとわかってる。でも会長が居なくなって家族はどう思う？逆にハッピーで多分すごいいってくるとおもうよ……。模試で1位とった優秀な子でとか、それこそ生徒会長やっていたとか……。俺は普通に生きて欲しいしそんなこと言ってるあいつらを見たくない。
ね？会長。また作戦考えよーよ。」
A「違うの……違うの！！！……私だって、あんな事を松本に言う気はなかった……傷つけてごめんなさっ……みんなみんな信じてくれたのに私はっ！！！」
大野「あーあー泣いちゃった……翔くんタオル。松潤こっちおいで。」
そこから涙が止まらなかった。
話そうにも話せなくってみんなに笑われた。
落ち着いた時に松本と櫻井にごめんなさいと謝り
櫻井にごめんなさいと謝られ
二宮にありがとうとお礼をいいなんとも混沌な空気になってうるうるだった相葉の目がにこにこしており大野も微笑んでいた。
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るーちゃぴ(プロフ) - 楓＠悠生さん» ありがとうございます。楓様もお体に気をつけて楽しんで頂けたら幸いです。 (2021年11月15日 8時) (
レス) id: 9a982c6c49 (このIDを非表示/違反報告)
楓＠悠生(プロフ) - 初めまして、こんばんは！ 副会長の、Twitterをフォローさせて頂きました！ コロナが終息するには時間がかかるかと思いますが、お体に気をつけながら頑張ってください！応援してます！ (2021年11月14日 23時) (レス) @page33 id: 604f18d061 (このIDを非表示/違反報告)
るーちゃぴ(プロフ) - 安珠さん» ありがとうございます。頑張りますのでこれからも楽しんで頂けると幸いです。 (2021年11月10日 22時) (レス) id: 9a982c6c49 (このIDを非表示/違反報告)
安珠(プロフ) - これからも頑張ってください！ (2021年11月10日 21時) (レス) @page27 id: e6fa8237bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーちゃぴ | 作成日時：2021年11月6日 9時
