日々の生活の変化 ページ26
執事「時雨に不可能はありません。お嬢様の顔に泥は塗らせません。」
A「いや、あなたが大丈夫ならいいのだけど……」
大野「決まりだな。」
相葉「あ、ねぇ会長！仕事の話になるけどいい？」
A「えぇ。何？」
相葉「明日の体育祭の打ち合わせなんだけど会長も来てくれない？」
A「まあいいけど……。何かあったの？」
相葉「3年生の先輩が全然話聞いてくれなくて……」
なるほどね……。生徒会に不満を持つ人は一定数いる。それは3年生が多い。3年生でも生徒会長をやりたい人はやりたい。その人と取り巻きが反対派……。それが体育祭の委員にいた……と。
A「わかった。私と行きましょう。」
また、めんどくさい問題が増えそうね……。
そう思ってたらもう8時を回っていた。
A「そろそろお開きにしましょう。余ったケーキを包んで上げて？」
執事「かしこまりました。まだホールが2個余ってますのでそちらを大野様と相葉様におつつみ致します。」
相葉「わーい！！！」
大野「よしっ」
ご機嫌で5人が帰って行った。
A「ほんとに大丈夫なの？」
執事「大丈夫です」
A「ありがとう……片付け手伝うわ」
執事「ありがとうございます。」
A「明日も楽しみね？」
執事「はい。ほんとに。お嬢様の周りが恵まれてるとよく分かりました。あの頃よりも生き生きとしておられて良かったです。」
A「まあ、あの頃よりも酷くなることはきっとないでしょう。」
執事達との会話を終え自室に戻り携帯を確認するとグループが動いていた。
楽しかったという感想や明日楽しみという期待。
私も楽しみよ。そう返信しといた。
こうして幸せな一日が終わった。
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作者名：るーちゃぴ | 作成日時：2021年11月16日 15時
