有能な右腕 ページ46
A「そういえば朝ごはん食べたの？」
松本「うん。シェフの人がね勿体ないから食べてくださいって言ってくれて皆でかわりばんこで食べたよ。」
二宮「なんなら昼まで済ませました。」
そう言われて時計を見ると午後3時を指していた。
A「仕事してない……！！！」
相葉「あ！体育祭の役割分担は俺らで話し合って決めたよ！大丈夫！」
大野「ん、用具担当が俺」
相葉「カメラの担当は任せて！俺兼任で選手宣誓とかもするから見ててね！！」
それはいつも体育祭担当の人がするから当然なのだけど多分知らなくて乗せられたのね。
櫻井「俺は放送担当するから」
二宮「私もです。」
松本「で、俺が誘導」
A「じゃあ私は得点担当になったの？」
櫻井「計算早いでしょ？あと、あそこだと動かないしテントあるし。満場一致だよ。」
A「そうなの……。」
松本「何かやりたいものでもあった？変わろうか？」
A「いいえ、特にないの。仕事決めてくれてありがとう。助かったわ。」
相葉「ううん！皆に後日渡すプリントも翔ちゃんとニノちゃんに作ってもらったからもう会長のやることは配ることだけだよ！」
そこまで仕事が進んでたんだ。
大野「保護者用のも作ったしな。」
松本「前日準備くらいじゃない？あと、リハーサル？」
相葉「打ち合わせもまた来てもらわなきゃ……。」
二宮「意外と仕事残ってるじゃないですか。」
ニノはげっそりしていた。
A「でも、体育委員を上手く散らばせないとね。」
櫻井「あ、割り振りならもうやったよ。」
A「え」
はっや。じゃあ残ってるのはほんとにあれだけなのね……。
A「私何もやってない……。」
櫻井「ちゃんと割り振ったから大丈夫。」
A「ありがとう……。」
200人近い人数をもう。たった数時間で割り振った翔はやっぱり仕事ができるのね。
今日何のためにお泊まりしてのかも分からなくなってしまった。
相葉「ね！遊ぼ！！」
二宮「馬鹿ですか。まだ会長は体調が良くないんです。」
A「あ！いや、もう大丈夫よ？だいぶ良くなったわ。遊びましょう？」
松本「あ！いいこと考えた！じゃあ会長とこの部屋で話し相手になる人が1人で他は邪魔にならないように会長の部屋に戻るのはどう？」
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作者名：るーちゃぴ | 作成日時：2021年11月16日 15時
