私を救ってくれたのは

さんじゅうろく ページ37

夏樹said


Aが一人で買い物に行った。正直心配で仕方がない


夏樹「先生、Aの様子見に行っちゃダメかな？」

先生「僕も見に行った方がいいと思う。だって色んなことあったんでしょ？」

夏樹「だよね…」


という事で、Aのあとをつけたいと思います！

マスクと帽子でしっかり変装してっと、


夏樹「じゃ、行きますか、」

先生「行こー！」


Aが家を出てからそんなには離れていないはずだから少し急げば……いたっ！


夏樹「先生、居たよ！」

先生「見ればわかるよ、すごいキョロキョロしてない？平気かあれ」

夏樹「大丈夫だと思うけど…何かあった時の俺らだし！……何かあってからじゃ、まずくない？」

先生「確かに、おっ、お店に着いたっぽいよ」


Aキョロキョロしてたけど誰かにあとつけられてるんじゃないよね…心配


夏樹「先生、やっぱりAあと付けられてるんじゃ…」

先生「だよね」

夏樹「……」

夏樹「あっ、出てきた！」


バレないように隠れAが過ぎ去ったのをみてまた後を追った。

その後おかしな様子はなく先回りをして家に帰ることにした。


先生「帰るか。てか、そろそろ帰んないとバレちゃうよ」

夏樹「そうだね。ゲームしてよっか」

先生「だね。」


家に着き何事もなかったかのように2人でゲームをしているとAがただいま〜と帰ってきた。


夏樹・先生「おかえりー」

夏樹「何も無かった？大丈夫？何かあったんだったらちゃんと言ってね」

A「1人で買い物出来たんだよ！……けどねなんかずっと視線感じてたの」

夏樹「ほんとなの！？」

A「うん…」

先生「何もされてない？」

A「うん。家出てちょっとしたところでつけられてるなぁーって思ってお店までずっと。お店出てからもつけられてたんだけど少ししたら居なくなったんだよ」

夏樹「そっか、でも1人でできたんだもんね、偉いね〜」

A「なんか子供扱いされてる気がする」

先生「気のせいじゃないと思うw」


付けられてたっぽいけど何も無くてよかった。
Aがちゃんと帰ってきてくれれば俺幸せだわ、ギューってしちゃお


A「お兄ちゃん苦しい、それからご飯作れないから。ご飯いらないならそのままでいいよ、私は先生と食べるから」

先生「Aちゃんとのふたりご飯楽しみ〜」

夏樹「わかった、すぐに離れるから！」

A・先生「wwwww」

A「直ぐに作っちゃうから待っててね」

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