私を救ってくれたのは

に ページ3

Asaid


私は家までそう遠くは無いので走って家まで帰ることにした。


男1「どこ行くんだよ。」

男2「何逃げようとしてるの？」


男の人達に手を掴まれ、無理やり路地裏まで連れ込まれた。


男1「何おまえ、自分で人気あるって思ってるの？」

A「別にそういう訳じゃ……」

男2「コイツさ他の歌い手に悪口書かれてるんだよw面白いよね」


悪口書かれるなんて慣れてるはずなのになんでだろう……涙が溢れてくる。


男2「調子づいてんだよ」

男1「調子づいてる君にはこれをあげよう！ジュース……ほら口開けろよ、死なねぇから飲めよ」


なんでジュース？でもなんか飲んじゃいけないような気がした。


男2「ほら、死なねぇって。ほーら早く口開けて、じゃなきゃ無理やり入れてやる」


その途端手が伸びてきて無理やりジュースを口に入れらそうになる


A「やめて、やめてください！」

男1「暴れるなって！」


男の人はそう言いお腹を殴ってきた


A「ウグｯ…ゲホゲホ……」


男2「これで少しは飲みやすくなるだろ」

A「んっ！んーん」


私はそのまま飲み込んでしまった。


A「あっ……」


男1「このジュースってさくらんぼの種で、毒なんだよねw」

男2「てことで、ちょっとここで眠ってもらおうかな」


後ろから頭を固いもので殴られ、そのまま意識を飛ばした。








それからどのくらい時間がたっただろうか。声が聞こえて目を覚ました。



「良かった。大丈夫ですか？今救急車呼びましたからね……ってAさんですか！？」

A「えっ……」




そこに居たのは声優の花江夏樹さんだった。

さん→←いち

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す