私を救ってくれたのは

じゅうよん ページ15

Asaid


夏樹「立てないか、ちょっとごめんね……」


そういうと私をだき抱えて洗面所まで連れていってくれた

お姫様抱っこってやつだ。


A「花江さん汚いのついちゃいますよ……離してください……」

夏樹「汚くないし、ついてもいい。ほら立てる？手洗っちゃいな」

A「うん。」


手を洗ってリビングに戻った。先生が綺麗に私のを片付けてくれていた。


A「ほんとにごめんな、さい……」

先生「大丈夫だよ。気にしないで誰にだってある事だしさ、Aさんは平気？」

A「は、はい…!」

先生「よかった。喋ってくれた」


先生は花江さんに負けないくらいの笑顔で笑ってくれた。その笑顔で少し緊張がとけた。


A「多分今日ゲームしに来たんですよね……ごめんなさい」

先生「だからいいんだってw2人とも着替えてきちゃいな」

A「花江さん服汚してごめんなさい……」

夏樹「いいって。もう謝るの禁止にしよっ！」

先生「そうだね、謝りすぎ。いや、いい事だけども……」


でも迷惑かけてることに変わりはないし……どうしたらいいんだろ

私は着替えて2人の邪魔にならないような隅っこで待機することにした。


本当に先生は私の事書いてたのかな？そうには見えなかったし、花江さんとも仲良さそうだし……ちょっと怖いけど確認してみようかな



先生と私のことを調べてみたけど何も載ってなかった。

良かった、本当に優しい人なんだ。安心したら眠くなってきた





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