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story 37 ページ39

side:tomohiro


あの後、検査する部屋につれてこられた。


今までに終わったのは記憶があるのかの検査っていうかテストと、変な機械に入ってやる脳の検査。

どっちも異常は無いらしいけど、記憶のことに関しては忘れてる部分もあるかもしれんらしい。


まあ、生活に支障はないっぽいから良いんかなって。



んで、次は神経とかのテストみたいな……。

俺医療ドラマとか見んし、くわしくないから説明されてもよう分からんけど、まあ足とか手とかが動くか的なテストらしい。


結果によってはけがが完治してからもう一回やるらしいけどな。


看「神山さーん。テスト始めますね。」

智「あ、はい。」


テスト始まるらしい。

と思ってたところに医師の方が来た。


あれ、この人って昨日目が覚めた時に会った先生やない?

目ぇ覚めた時、一瞬確認して検査のこと言ってすぐ戻ってもうたんやけど……


医「あ、自己紹介忘れとったわ。けがが治るまで神山くんの担当医をさせてもらいます。林真鳥です。よろしゅうな。」

智「神山智洋です。よろしくお願いします。」

真「そんな改まらんでええよ。あ、俺は基本、整形外科とか神経科とか、あと外科とかやから脳とかの話になると別の先生に見てもらうことになると思うから。そんぐらいだけ分かっといてな。」


あ、だからさっきまで違う先生だったんや。


智「分かりました。」

真「じゃあテスト始めるな。」


その一言で、今日最後のテストが始まった。

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作者名:智流 | 作成日時:2017年12月4日 18時

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