story 14 ページ16
side:tomohiro
映画を見ると言った流星。
そこまではよかってん。
俺も映画は好きやから色々見たいし。
でもな?
出してきた映画ホラーやで?
流星俺がホラーだめなん知っとって出してきたよな!!
ほんまに嫌やねんけど……
どうしよう……
電気も消してもうたし……
のんちゃんこわがってへんかな?
前に苦手って言っとった気すんねんけど……
そう思ってのんちゃんの方を見てみるとのんちゃんとばっちり目があった。
すると、
望「こっち来て!!」
と口パクで言ってきた。
呼ばれたから行ってみると、
望「神ちゃんホラー怖くないん?」
と聞いてきた。
智「怖いに決まっとるやん!!俺ホラーめっちゃ苦手やねんで?」
望「俺もやで?めっちゃ嫌い。」
智「もう嫌や……。ほんまに見たない。」
そう言っとったら流星が、
流「じゃあ、再生するで!!」
と言って再生した。
あー。
ほんまに嫌やわ。
でも怖いとか言いたないやん?
頑張ってみるか。
なんだかんだ映画を見始めて一時間近くたった。
最初の方はまだよかってんけどもう怖すぎんねん!!
のんちゃんなんて顔ふせとるし。
…どうしよ。
…明日話すこと考えとく?
明日……。
もう話さなあかんよな。
しげには言うって決めたんだから。
大丈夫だと信じて、しげを頼ってみよう。
ついに明日だ。
がんばってみよう。
そんなこと考えとったら映画が終わったみたいで、流星としげに
流「智洋〜?映画終わったで?」
大「神ちゃん怖くなかったん?怖そうにしとらんかったけど…。」
と話しかけられた。
智「怖くなかったっていうよりぼーっとしてたら終わっとったって感じやな。そういえばのんちゃんは?」
大「半分寝とったから一回起こして今はもうふとん行っとるで!!俺らも寝に行こ!!」
そうして俺らは四人並んで眠りについた。
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作者名:智流 | 作成日時:2017年12月4日 18時