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＃1 ページ2
第一志望だった大学に入学してから今年で4年目。
当時は憧れだったキャンパスも今ではそこまで好きでもない。
今日は3限からだから家でゆっくりしようと思ってたのに海斗から電話がかかってくる。
〈A〜？〉
『海斗、どうしたの？』
〈余裕そうだけど、もう一限始まってるよ〉
『一限取ってるの明日なんだけど？』
〈昨日教授が一限受けとけって言ってたから急遽入れてたじゃん〉
『海斗は？授業出てたら電話かけらんないでしょ』
〈俺バイトあるから取らないって昨日も言ったんだけど？〉
『まじ？それってさ、』
〈うん。あの教授、怒ったら怖いよね〉
『やばいじゃん！！うわあ！！』
〈やっぱ忘れてると思ったんだよね、電話かけて良かった〜〉
『そんな悠長な事言ってないで助けてよ！！』
〈無理無理、頑張んな。じゃ、俺バイトだから〜〉
『ねえちょっと！！』
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作者名：みるく | 作成日時：2019年11月8日 23時
