今日から私は【今日から俺は！！】Part2

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無事仲直り(?)出来たところで、授業開始のチャイムが鳴った。





幸い、1限目はヤンキーにも動じない強面先生なので、授業が進まないということも無さそうだ。







強面のくせに教科は古典だから結構面白い。





あの顔で和歌とか読むんだぜ？
『しのぶれど〜』とか言って。







…あんまり言ったら察しのいい先生だから成績落とされそうだな。







相「なあ、つまんねーよな。」








「何言ってるんですか。片桐さんだって静かに授業受けてるじゃないですか。」







相「あいつは元から口数が少ない男なんだよ。」








まあ、確かにあの見た目でベラベラ喋られてもちょっとね。







「まあ、私まで怒られちゃうから静かに……」






先「誰だァ！喋ってんのは！！






おめえか下川こらァ！！」







ほら、とばっちり食らったじゃん。






つーか怖。なかなかヤンキーでも中々いないない怒鳴り方。






相「悪ぃな。」






そう言う本人は愉快そうに口角を上げてて。







……こいつ、合わないわ。






.





.




「ああ、どっと疲れた。」





放課後強面先生に呼ばれ、説教を食らった。ついでにゲンコツを1発。





私がなにをしたっていうの……。








宛もなくとぼとぼ歩いていると、後ろから声を掛けられた。





理「Aちゃん！何してるの？」






そこに居たのは、可愛い理子ちゃんと三橋･伊藤ペアだった。

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