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貴「……もしかしたら、重岡はこのゲームの主催者、黒幕と繋がっているのではないですか？」
そう言うと、1人の肩がピクリと跳ねた。その眉間には、深い皺が刻まれている。
桐「はあ……？ええ加減にせえよ。シゲがそんなことするわけないやろ!!」
中「落ち着け桐山！
……Aちゃん、詳しく言って。」
今にも殴り掛かりそうな桐山さんを、中間さんが宥めてくれた。
貴「あくまで推測です。
主催者は私達のメールアドレスを知っていますよね？
奴は、重岡にこんなメールを送った。
『屋敷の南にある物置にターゲットを閉じ込めろ』と。あ、ちなみにさっきスマホで調べたら、ここは屋敷の南側でした。
その指令を受け、重岡は言われるがままターゲットをここに閉じこめた。そして、そのターゲットとは……
……小瀧さんです。」
そう言うと、大西くんが怪訝な顔をした。
大「……望くんですか？僕ではなくて？」
貴「君は、“鬼”と“裏切り者”が話したところを見たんだよね？そして、そのあとにミッションを確認するために携帯を開いた。
その時、その“鬼”と“裏切り者”-重岡は君に気付いた。彼らが見たのは、携帯を開く君。
それだけ見たら自分達の正体がバレたって思うんじゃないかな。そして、それをみんなに知らされる、と。」
中「だから、本来関係ないはずの大西まで閉じこめた。」
貴「そう。ちなみに、この時にはすでに小瀧は物置の中にいたと思う。でないと私達が探しても見つからなかった説明がつかない。
用心深い彼らは、通りかかった私にカマをかけた。『小瀧を知らないか？』と。
まあ、私は知らなかったから解放されるはずだったんだよね、そこで。」
永「ほな、なんで閉じ込められてたん？」
貴「それは多分、私が�霤弔気鵑鮹気靴討燭�ら。」
「�陲舛磴鵑�、なんの関係があるん？」
そう言ったのは、何処からか現れた藤井さん。いきなり現れた彼に永瀬と大西くんは肩を揺らした。
いったいどこから聞いてたのか。
「�霤弔気鵑蓮∩瓦討鮹里辰討い襦Ｎ∪擇蠎圓寮蟻里癲⊂�瀧さんの居場所も。
だから、重岡は�霤弔気鵑�私に真実を伝えるのではないかと恐れた。
いや、重岡だけではない。“鬼”だって同じ思いのはず。
そうでしょ？
．
．
……神山さん？」
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