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深澤side
店に行くと店員さんが個室に案内してくれた
阿 ｢ ねえ 、ふっか ｣
暫く他愛も無い話をしていた後 、阿部ちゃんが真剣な顔で聞いてきた
『 なに 、どしたの 』
阿 ｢ それはこっちの台詞 、
なんかあったの ？ ｣
その阿部ちゃんの言葉に吃驚して俺は咄嗟に目を逸らした
何もかも見透かされているような気がした
『 え 、なにが ？ 』
阿 ｢ とぼけないで 、照くんと何かあったんでしょって聞いてんの ｣
正直戸惑った
彼をまた思い出してしまったし 、なんで阿部ちゃんにバレたのか分からなくて感情がグチャグチャだ
阿 ｢ ふっかの顔見たら分かるよ 、目もほんのり赤いし腫れてる ｣
『 隠しててごめん 』
俺はその言葉しか口に出せなかった
これ以上は彼に隠せないと
阿 ｢ 1人で何でも抱え込んじゃ駄目 、迷惑とか考えてるんだろうけど ｣
『 阿部ちゃん 』
阿部ちゃんは吃驚していた
震える声で阿部ちゃんの名前を呼ぶ俺を見て
阿 ｢ えなんで泣いてんの ｣
『 振られたの 、照に 』
俺が余りにも涙を零しながら言うから阿部ちゃんはそれ以上聞かないでくれたのだろう
俺が払うはずだったお金は全部払ってくれて家まで送ってくれた
心に余裕のない俺はそんな彼に 、
甘えてしまった
その行動で後から自分が後悔するとも知らずに
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ころも(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます 。今後気をつけます (2020年1月5日 22時) (
レス) id: 52bafdc6e0 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい違反ですから。作品作る前にルールくらいちゃんと確認して下さい (2020年1月5日 21時) (レス) id: 6a8f8206ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ころも | 作成日時：2020年1月5日 1時
