ESCAPE GAME

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※人数が多いため、台本書きに変更します。

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永「で、何が分かったん？」







貴「ちょっとね……。






ねえ、桐山。」







桐山「あいよ。」






貴「桐山に課せられたミッションである“仲間を守れ”って言うのは、




鬼から皆を守れってことだよね。






そこまではあんたも分かってるはず。」








桐「おん。分かってんで。」






貴「だよね。それよりも……」





そんなことよりも、気になってる、引っ掛かってることがある。






貴「どう思う？






なんで、このメールが廉にだけ送られたのか。





それに、桐山にもメールが届いてるけど。





桐山はミッションを課せられた。





でも、それってフェアじゃないよね。」





もしかしたら……。





中「もしかしたら……」





ずっと静かだった淳太さんが口を開いた。






中「もしかしたら、これからのゲームで





俺達はそれぞれミッション課せられるのかもな。





つまり、照史や廉はそのミッションを早く知らされた。






これから、二人以外の奴にも、メールが届く。



……と、思う。」






淳太さんの口ぶりはしっかりしていて、推測ではあるものの、自信があるのだろう。






貴「そのミッションをこなせなかったら、ゲームオーバーだよ。






照史に銃が渡される位だから、無事には終われない。






最悪の場合、覚悟は必要だね。」






悲しいが、この町にいる限り、待ち受けている未来だ。

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