嘘つきカップル

あとがき ページ47

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小さい頃に父親とうまくいかない、またあまり関係を持たなかった女はある程度の自我が芽生えてから周りにそれと似たものを探すものだと、思っています。
母親が娘より息子を贔屓するのも、父親が娘より息子に厳しく当たるのも、異性同性間で生まれる理解し合えない部分によるものなのかな、とも。

剣持刀也さんをお相手のモチーフにして書かせていただいた今作ですが、書き始めのきっかけは剣持さんの「彼女はいません。共学だったらいたのかな」という発言でした。
実際そうだった場合どうなっていたのか知る術はありませんが、なんか、「出来なさそう」というのが率直な感想で。
私が剣持さんの配信を見ていて感じるのが、やたら高いプライドとそれなりにうまく生きている自分が基準の世界というか、ものすごく可愛いおばかもやたら頭のいい普通の子も、選ばなさそう、というか。そう、選ぶ立場にいると思い込んでいそうだなと思って。
馬鹿にしているわけでも貶しているわけでもなく、「そうなのかな」くらいの。

私は生まれてこの方夢女子としての思考と仲良しこよし生きてきたので、それを考えた時に剣持刀也としてのスペックと同じスペックを持った女の子となら恋愛ができるのだろうか…させてみるか、という考えに至りまして、今作が生まれました。

書き出しておいて、途中から書き始めの頃の剣持さんの解釈と、今書いている剣持さんの解釈にズレが生じてしまい、一旦はパスワード保護にさせてもらったりもしまして。

Twitterの方で設置しているマシュマロで「更新しなくてもいいから読み返したい」といっていただからことが多く、パスワード保護を外すのならしっかり最後まで書きたいと思い更新を再開させ。この2日で何話更新した？…9話だそうです。クリスマスだからかな、興が乗ってしまってフルマラソンの最後一周で猛ダッシュ、みたいなことをしてしまいました。

期間が空いたせいで夢主や剣持さんの性格、というか文の書き方。かなり違ってしまった気はしますが、なんとか完結です。

コメント、評価、お気に入り登録、さらにはメッセージ、マシュマロ、たくさんありがとうございます。私のやる気は全てそこから…💪

あとがきも長くなってしまい、ここまで読んでくれた方はどれくらいか…。
本当にお付き合いくださりありがとうございました。また、他の作品でお会いすることがございましたらよろしくお願いいたします🙇‍♀️

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