中原中也の可愛すぎる妹！

昔話 ページ24

これは太宰がポートマフィアを抜ける少し前、中原イズが中也に引き取られた頃のお話である


「ちゅーやーーーーーーーー」



「んだよ青鯖！？さっきからうるせえんだよ！」


俺はこの日、2時間前から太宰の青鯖が2週間分ほど山ずみにしていた書類を片していた
だざいがうるさくなったのは1時間59分前からだ


「ダッテヒマナンダモーーン、かまって！かまって！かまってったら！かまってよー！チューーーーやーーーー」



「だァァー！うるせぇぇー！手前何企んでやがる、何が構ってだ！そんなに暇ならこの山済みになった書類どうにかしろ！タコが」


「別に今は僕何も企んじゃ居ないよ？それに僕タコじゃないモーン、どうせならカニになりたい！そして美女に食べられて、そのままその女性と心中を」


「死ぬのは勝手だがこの書類をどうにかしてから逝け」


いつも通りの太宰の我儘をいい具合で聞き流し業務に集中する

生憎このあとはこのタコと任務がありでなければならない。イラつく脳内をフル回転して書類の山を片付ける。

1時間後やっとの思いで終わった書類に目を向けながら、覚め切ってしまった缶コーヒーのコーヒを飲み干す


「中也、そろそろ時間だ。4時間で終わらせるよ」


「あぁ」


椅子から立ち上がり上着を羽織る。
今日の任務は敵組織の壊滅及び情報収集。
そして、……









少女の確保

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