phantom thief Story 〜貴女はどの怪盗に奪われますか？〜

天然お嬢様 (俺様ドＳな怪盗 はちみつちゃん様リク) ページ43

「……な、なんだこれ？」

「お菓子作ってみたの〜いつもいろいろありがと」




目の前に出てきたのは炭の塊
どうやらクッキーらしい。待て、これは何のクッキーなんだ？




「こんなの食えるかよ…」

「……そ、そうだよね！ごめん、食べなくていいから！」





しまった、口に出しちまった…ま、まぁ。別にいいよな食えないのは事実だし
こいつにはきつく言うことも大事だよな………あーくそッ！




「冗談だ、よこせ」




口の中に入れると見事に炭の味
まぁ、でも火がしっかり通ってるから食中毒になる心配はないしな。
「えぇ、無理しないでいいよ！？」…別に





「今、俺が食べたかったんだよ。なんか文句あるのか」






…別に、俺のことを想って作ってくれたクッキー【愛】を体に取り入れられないほど
俺は、器小さくねぇよ。








「おい、うまかった。また俺のために作ってくれてもいいぜ？」

「うん！また同じの作るね！」






……ただ、今度はもっと上手に作られたものが食べたいけどな




(天然で料理が下手だったら…俺様怪盗、愛で乗り切りましたねww
頑張ったと思います(笑)

料理下手設定は作者勝手に想像で足しました、すみません。
はちみつちゃん様、リクありがとうございました！)

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