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智side
潤「リーダー！」
智「松潤！来てたの？」
潤「俺も今来たとこ、早く行こう！」
翔ちゃんから連絡が来た。
ニノの容態が悪くなったと。
確かに今日電話した時ニノは電話に出なかった。
たまたまだと思っていたけどそうじゃなかったんだ。
合流した松潤と共に急いでニノの所へ向かう。
智「翔ちゃん！相葉ちゃん！」
移植の日もこんなふうにニノの様子を見ている翔ちゃんと相葉ちゃんのところに、松潤と俺が合流したなとデジャブを感じる。
でも、この前は時々手を振りながら穏やかにニノの様子を見ていた二人の姿があった。
今は、手を小刻みに震わせ心配そうに部屋の窓の向こうを見つめている。
雅「リーダー…ニノが……」
こちらに気づいた相葉ちゃんはかなり動揺している様子だ。
潤「ニノっ……！」
松潤がドンッと窓に手を着く。
そこでようやく俺も窓をのぞいて部屋の中を見た。
意識が朦朧としているのか薄く目を開けて苦しそうに息をしているニノ。
たまに咳も出ているようで胸が不規則に上下している。
するとニノがゆっくりと自分の頭に手を伸ばした。
頭の上にあるのはニット帽。
この前俺たちからプレゼントしたやつ。
ニット帽を手に取ったニノはそれを抱きしめた。
まるで俺たちの存在を確かめるようにしながら必死に耐えている。
こんな時にそばにいてあげることもできないなんて…
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エミーノ(プロフ) - 完結おめでとうございます。そして、ありがとうございます。頑張ってきたにのちゃん、復帰できてよかった。嬉しいです。またお話読ませてください。 (2022年11月4日 6時) (
レス) @page31 id: cabddd7213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Xion_シオン | 作成日時：2022年9月11日 18時
