何回だって、何万回だって…

じゅうななこ ページ17

*流星side*



神「あゃ、ごめんなさいっ」







この言葉、この１ヶ月で何回聞いたやろ。




日に日に弱々しくなっていく神ちゃんをみて、



悲しくて、情けなくて。





今から楽屋いくとこやけど、神ちゃんおらんといいなって。




おらんかったら、話さなくてすむやん。





ｶﾞﾁｬ






ドアを開けるとソファーで寝てる神ちゃんが見えた。






あ、寝てるんや。



良かった。寝てるんやったらいじめなくてすむ。





淳「かわいいな。」






神ちゃんの寝顔は、幸せそうに微笑んでて。






おれら、こんな可愛いのをいめじめてるんやな。





ってこうかいが頭によぎった。









この時は、まだ知らなかったんだ。




ジャニーズwestはそんなもんじゃないって。


こんなことで切れないってそう信じてた。





何にもできないのに、逃げてる自分に嫌気が差していた。

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