後日談の続きだよ! 美しすぎるよ! ページ27
「所で、やっとくっついたんだね」
「そうだね。これからが楽しみだよ」
寧々ちゃんと類先輩がなにやら話しているが、内容がいまいちピンと来ない。
てか、寧々ちゃん知ってたの?
「えっと?」
「どうしたの?」
寧々ちゃんが私の顔を見て不思議そうに首を傾げた。
うん、あれだね。類友の法則だね。
イケメンにはイケメンや美人さん。可愛い子が集まるって言うしね。
可愛いよ寧々ちゃん。
「寧々ちゃん知ってたの?」
「まぁ。だって類が………もご」
えっ?! 類先輩が笑顔で寧々ちゃんの口を塞いだ?!
どうしたんですか!? 寧々ちゃん今回ばかりはそこを私と入れ替わって!!!
「A君。今日はショーの練習見に来るかい?」
「行きます!!!」
なんか、強引に話を変えられた気がするけど今はいいや。
類先輩と一緒にいることが出来る。
幸せすぎて辛い。
「はぁ………」
寧々ちゃんため息をつくと、自分のバックを片手に教室を出ようとした。
「あ、待ってよ寧々ちゃん!!」
「置いていくだなんて酷いじゃないか寧々」
「うるさい。私を巻き込まないで」
そんな会話をして校門に向かうと司先輩が待っていた。
類先輩になにやら文句を言っているうだけれど、そんなの全く気にしていないのか、類先輩は笑みを崩さないで謝っている。
これから私は類先輩の隣に立つことが出来る。
過去の記憶が消えることは無いし、やりすぎないか不安ではある。
でも────
「A君。行こうか」
「! はい!!!///」
差し出された手を掴み、私は類先輩の仲間である人達の輪に入った。
私の不安な気持ちや過去の記憶は多分、もう何もなくなってしまうだろう。
だって、これからは悲しい顔より笑顔が増えると思うから。
ここからは私も、類先輩や寧々ちゃん。司先輩やえむちゃんを笑顔にできる【演出】を考えないといけない。
演出を考えるのはこんなに楽しいんだね類先輩。
私も、人を笑顔にできるような演出をやりたい。
「私達のショータイムはこれから始めていきますよ!!!!!」
私の言葉に司先輩は不思議そうな顔を浮かべ、寧々ちゃんは呆れ顔。
類先輩はいつもの微笑みを浮かべた。
これが私のショー。
ひとりぼっちの少女の話。
そして、これから始まるのは仲間や観客が笑顔になれるような素敵なショー。
ワンダーランズ×ショウタイムの素敵なショーがここからはじまる────
作者から感謝の気持ちを伝えさせてください→←後日談にしては類先輩が美しすぎる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のんちゃん - 寧々ちゃん……冷たい…でも好き……((寧々｢えっ、キモ｣ (2021年3月10日 19時) (
レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - あぽろ@A*さん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2021年3月2日 21時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ@A* - 夢主ちゃんのテンションすきwww頑張って下さいm(__)m (2021年3月1日 21時) (レス) id: 9989944563 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃 | 作成日時：2021年2月22日 1時
