後日談にしては類先輩が美しすぎる ページ26
私は保健室の1件を放課後まで持ち込んでいた。
私の顔はもうドロドロに溶け、デレデレに笑っている。もしかしたらいつも以上に変人かもしれない。
そして、寧々ちゃんの目線が痛く表情が怖い。
無言の圧力ってやつかな。怖い。
「ねーねちゃん!」
「私これから用事あるから」
「そんな事言わないで!! 私の話を聞いてよ!!!」
「めんどくさい」
「そんな事言わないで!」
なんとか寧々ちゃんを捕まえ、隣の席に座らせることが出来た。
保健室で類先輩の彼女になった私だったが、授業が始まっていることに全く気が付かなかった。そのため、類先輩の腕の中を堪能している時にチャイムがなったのは本当に驚いた。
類先輩は「今更行っても意味ないと思うけれどね」と言っていたが、私はそうもいかない。
だって、私の頭は類先輩の10分の1の頭だから。
そして、急いで教室に戻ったのだが……。
ちゃんと授業は終わっており放課後になっていた。
それでも今回のサボりには意味があるからいいかな。
「それで。類と何かあったんでしょ?」
「ぐへへ……。そうな……逃げないで!!!!」
寧々ちゃんが静かに立ち上がりそのまま教室を出ようとしたところを、腕を掴み制した。
逃がさないぜマイフレンド。
「はぁ。気持ち悪いよ」
「そういう気持ちを隠さない寧々ちゃんが好き」
私は寧々ちゃんに思いっきり抱き着いた。
大きなため息が聞こえたが気にしない。だって、こんなに可愛いんだもん!!!
「それで、結局何が──」
「ん? どうしたの寧々ちゃっ……」
寧々ちゃんが言葉を途中で切ったので、私は気になり体を離し後ろを見た。
そこには────
「おやおや。まさか今日付き合って直ぐに寧々と浮気なんてね。酷いじゃないか」
何かを企んでいるような笑みを浮かべている類先輩が立っていた美しい。
って、何を言っておられるのですか類様。
「ぅぅぅ浮気なんてするわけないじゃないですか?!! 確かに寧々ちゃんは可愛く天使ですが、類先輩の輝かしいさとはまた別物で……」
「いや、そこじゃないから。類も楽しんでないで助けて」
「ふふっ。ごめんね。A君こちらにおいで」
「行きます」
速攻でそう答え、右手右足を前に出して類先輩の前に立ちました。
…………はぁぁぁぁああああひゃくはちじゅっせんちぃぃぃぃいいいいいい。
この身長差。美しすぎる。
好き。
後日談の続きだよ! 美しすぎるよ!→←これが私のショータイム!!!
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のんちゃん - 寧々ちゃん……冷たい…でも好き……((寧々｢えっ、キモ｣ (2021年3月10日 19時) (
レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - あぽろ@A*さん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2021年3月2日 21時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ@A* - 夢主ちゃんのテンションすきwww頑張って下さいm(__)m (2021年3月1日 21時) (レス) id: 9989944563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年2月22日 1時
