本当はもっと ページ17
練習を見学させてもらってから1週間くらいだった頃。
今は教室で普通に授業を受けていますよく分かりません!!!
数学を受けているのだけれど……、先生が呪文を言っているようにしか聞こえない。
もういいや。わかんないもん。後で寧々ちゃんに聞いて……
「ここテストに出る可能性あるからメモしといた方がいいぞA」
「先生そこで一時停止していてください全部メモリます」
「んじゃ消すな」
「なんでですか!?!?」
教室内に笑いがどっと溢れ出てるし……。
笑い事じゃないからね?!?!
そんなことを思っているうちに授業が終わった。私の人生も終わった。
どうしよう……。急いでメモしたわいいけど……。
「自分でも何書いてるか分からないや」
「アホなの」
「寧々ちゃんお願い!!! 勉強教えて!!!」
ガシッと寧々ちゃんの腕をつかみお願いすると、呆れた表情でため息をつかれた。
うぅ、悲しいぞ寧々ちゃん。可愛いから許すけどね!?!?
「今日はみんなで勉強するって話が出てるから……。良かったから来る?」
「みんなって?」
「類やつかっ……」
「行きます」
「……そう。とりあえず類がいればいいんだ」
類先輩が居るところに私ありだからね?!
あ……、やっぱりやめといた方がいいか。せっかくのワンダショの集まりに部外者が行くのも違う気がするし……。
「どうしたの?」
寧々ちゃんが自分のカバンを片手に教室を出ようとしている。えっ、はや。
「えっと……。そういえば今日用事があったんだった。ごめんね寧々ちゃん。今日は行けないや……」
本当はすごく行きたいけどね?!
「用事? 類に会う以外に会う以外に大事な用事があんたにあるの?」
「あるわけがなっ……いやいや、今回は本当に大事な用事なんだ!! ごめんね!!!」
そう言い残し、私は逆側のドアから勢いよく出て家に直行しました。
ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!
類先輩との勉強会がぁぁぁぁあああああ!!!!!
しかぁぁぁぁぁあああし!!!
これ以上近づくわけないはいかないし……。
「迷惑だと思われる前に……。距離を」
いや、もしかしたらもう思われている可能性があるけれども!!!!
「遠目で見るだけで満足しないと……」
暴走しないように。
それは少し気になるねぇ→←そのお美しい目で私を見ないでください!
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のんちゃん - 寧々ちゃん……冷たい…でも好き……((寧々｢えっ、キモ｣ (2021年3月10日 19時) (
レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - あぽろ@A*さん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2021年3月2日 21時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ@A* - 夢主ちゃんのテンションすきwww頑張って下さいm(__)m (2021年3月1日 21時) (レス) id: 9989944563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年2月22日 1時
