実に面白かったよ ページ12
類side
前回は今まで僕を見ていた子。
A君と話すことが出来た。思っていた数倍面白い子だったなぁ。
「ふふっ」
「何笑ってるの類」
「いやぁ、面白い子を見つけたなぁって思ってね」
「Aの事？ うるさいだけだけど」
「それでも一緒にいるのだから、寧々も楽しんでいるのだろう？」
「そ……そんなこと……//」
おやおや。
寧々がここまで親しくできる子か。
僕とももっと話して欲しいと思ってしまうよ。今度は教室にでも行ってみようか。
「類が気持ち悪い」
「酷いじゃないか寧々」
とりあえず、明日の学校が楽しみだねぇ。
Aside
今日も類先輩を見る事。これが私の朝の習慣である。
今回はラムネも沢山準備したし、『類先輩お疲れ様でした。これを!!』みたいな感じに渡せば!!
……………いや、今回も寧々ちゃんにお願いして渡そう。
また暴走してしまうところだった。私のバカばか!!
よし、今日も校門前で携帯をいじって類先輩を待つことに………
「やぁ。おはようA君」
「あ、おはようござっ……類先輩!? ぉぉおおおおおはようございます?!?!?!」
なんといつの間に類先輩が隣にいるではありませんか。
美しすぎる。でも、いきなりすぎてこんなに輝かしい類先輩を直視することが出来ない!!
くそっ。やはりサングラスを買っておくべきか!
「その手に持っているものはなんだい?」
類先輩は右手で私の胸あたりを指した。
両手で持っているのはラムネ大集合セット。
Aちゃん特性ラムネバイキングだ。
「えっと……これは……その……」
「ラッピングされているところを見るに、それは誰かへのプレゼントかい?」
微笑みを崩さない類先輩はそう私に問いかけた。
甘い声がこんなに近くに……。
私は今日が命日なのだろうか。
「これは……その。類先輩に……」
「僕にかい?」
「は……はい! これはラムネ大集合! A特性ラムネバイキングです!!!| ではこれで失礼します!!」
私はいてもたってもいられず、類先輩にラッピング袋を押し付けそのままダッシュで学校内へと入ってしまった。
ああああぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!
お疲れ様でしたって言うはずだったのにぃぃぃいいいいいいい!!!!!!
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のんちゃん - 寧々ちゃん……冷たい…でも好き……((寧々｢えっ、キモ｣ (2021年3月10日 19時) (
レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - あぽろ@A*さん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2021年3月2日 21時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ@A* - 夢主ちゃんのテンションすきwww頑張って下さいm(__)m (2021年3月1日 21時) (レス) id: 9989944563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年2月22日 1時
