はまかみの恋色物語。 (ページ33)

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緑side

やばいやばい。めっちゃ怒ってる。

だってさ！アザラシがこっちに来てって目で見てきてん！！そんなん行くしかないやろ！！

紫「.....っはぁ...とも」

肩を上下しながら俺を見つめてくるたかくん。

緑「たかくごめ..「ほんまにあほ」

口を悪くしながらも俺を強く抱けしめてくる。
安心する。人目とかほんまにどうでもよくなった。

紫「心配するから、勝手にどっか行かんとって。」

そう言って首元に顔を埋める。

緑「....っくすぐったい」

紫「俺から離れんな」

胸がきゅーっとなるのがわかる。
愛しくて愛しくてしゃーない。

緑「..たかくんごめんね、すき」

俺からたかくんの唇に軽くきすをする。
びっくりしたように俺を見て。
あ、まってへんに煽ってもうた。
愛し合ってる時に見る顔や。

また唇がよってきてきすをする、俺の後頭部を抑えて深く深くしてくる。
でもここは水族館、人が全くいてないけど俺が恥ずかしすぎる。

緑「..っはぁ..んぅ..たかくだめっ..」

家帰ってからしよ？そう言って夜の楽しみを作る。

紫「こんな可愛いとこ見せられて我慢とかずるいわぁ、」

緑「ふふっ、たかくん変態やな～」

紫「ともにだけやけどな」

顔に熱か集まるのがわかる。

緑「も！たかくん！」

ふはっと笑って俺の頭を撫でる。

紫「あ、とも！外に観覧車あったよな、それ乗りに行こ！」

緑「行くっ！」

もう一度手を繋いで水族館をでる。
もう外は真っ暗で星が輝いていた。

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