はまかみの恋色物語。 (ページ24)

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緑side

しげと居酒屋に来てんやけどありがたく個室にしてくれた。
俺はお酒が弱いからウーロン茶を頼んだ。

赤「んで、神ちゃんどうしたん？」

緑「引かへん？」

赤「何があっても神ちゃんの味方やで」

暖かい言葉をかけてくれるしげに安心する。
溢れそうな涙を堪えて言う。

緑「...ありがとう、実はな俺濱ちゃんの事が好きやねん。」

赤「そうなん！？」

緑「..うん、気持ち悪いとか思わへん？」

赤「何でそんなん思わなあかんねん。人を好きになるっていい事や異性やからいい同性やからあかんそんな決まりないって思うかな。神ちゃんの思うままに進んで行き。」

しげの言葉に涙があふれた。

緑「..しげっ...ありがとぉ」

しげが突然立って俺の隣に来た。

赤「今まで1人で悩んで辛かったな、これからは俺になんでも相談してこい！」

そう言って頭を撫でてくれる。
しげに相談してよかったっと思った。

赤「あれやで、淳太と照史付き合ってるで」

付け足すように流星達もと言うしげ。

緑「えぇ！そうなん！？」

なんで俺今まで気づかんかってんやろ。

赤「おん！だから安心し、誰も神ちゃんを気持ち悪いとか思ったりしやんよ。」

緑「しげ、ほんまにありがとう。」

神ちゃんのためや～と言いながら元の位置に戻るしげ。

赤「ほら！飲も飲も！」

その後は他愛のないはなしをして解散した。

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