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緑side
ドアがｶﾞﾁｬとなる音が聞こえて、一人焦った。
緑「....え！たかくんっ！」
あの時誤ればよかった。後から後悔が募る。
どうしよ、帰ってこやんかったらとか、嫌いになったかな？とかマイナスな事が次々と浮かんできて、だんだん涙が出てくる。
緑「...ふぇ...た..くん..っ帰ってきてよ」
だんだん外も暗くなっていくのがわかる。
全然帰ってこなくて、さっきよりも涙が溢れる。
玄関で崩れ落ちて泣いているとｶﾞﾁｬっと音が聞こえて、すぐさま音が鳴った方に向く。
緑「...たかくん？」
紫「ともっ！こんな所で何してんの！ってなんで泣いてるん！？」
ほら、寒いからリビング行こと言いながら腕を引かれる。ソファに座ると隣にたかくんが座って訪ねてきた。
しばらく沈黙が続いて、それを破ったのはたかくんやった。
紫「...ともなんで泣いてたん？」
緑「..たかくん...っ帰ってこやんと思った」
たかくんの顔を見ると安心してまた涙が溢れる。
緑「...もうしやんから！謝るから！っ俺の事嫌いにならんで..っ離れていかないで！」
そう言った瞬間視界が暗くなった。
あ、抱きしめられてるんやと理解するのにも時間かからんかった。
たかくんの温もりや。
紫「っあほ、離れてくわけないやろ。嫌いになるわけないやん。大好きや。」
緑「俺もっ...たかくん..さっきはごめんね」
紫「俺もごめん。」
これで仲直りと言ってキスをしてきた。
緑「たかくんどこいってたん？」
紫「ん？あ！そやそや！ともになケーキ買ってきてん！一緒に食べよ？」
緑「ケーキっ！たべる！でもなんでケーキ？」
紫「仲直りするきっかけないかなって思ってさ。ともケーキ好きやしさ、一緒に食べたいなぁって思って」
緑「そっか、ありがとう」
end
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作者名：チャム | 作成日時：2018年1月26日 14時
