はまかみの恋色物語。 (ページ21)

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喧嘩 1 ページ21

紫side

緑「たかくんのばか！！もう知らん！！」

そう言って寝室に閉じこもるとも。

紫「あっそ、俺も知らんし！」

はぁ。
しょーもないことでまた喧嘩してもうた。

いつもやったら俺が謝ったり、あっちが悪かったりしたら謝りに来るんやけど、今日はそうじゃないみたい。

今回はおれも謝りに行く気ないし。

紫「もぉー。どうしよ。」

ずっとこのままってのもあかんからなぁ。
でもどうやって声掛けたらいいかわからんねんなぁ。

紫「望に相談しよ」

prprpr...

桃「はまちゃんから電話めずらしいな！どうしたん？」

紫「ともと喧嘩してもうた。」

桃「謝ればいいやん！」

紫「寝室に閉じこもったし、声掛けにくいねんもん。なんか方法ないかな？」

そう聞いてみると、うーん。と電話の奥から聞こえる。

紫「流星と喧嘩した時はどうやって仲直りしてるん？」

桃「んー。お互いが嬉しくなるような事してるかなー、例えばケーキ買ってきたりとか」

紫「ケーキかぁ。」

桃「神ちゃんチョコケーキとか好きやから買ってみたら？」

紫「あー！それええなぁ！ちょっくら行ってくる」

桃「うん！じゃあね！」

紫「ありがとう」

いいえっと言ってから電話が切れた。
ちょっと遠いけど、よし買いに行くか。
財布と携帯をもって家を出た。

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