はまかみの恋色物語。 (ページ20)

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だれのページ20

緑side

紫「今日の撮影でさー、流星がさー」

このようにずっーーと流星の話をしてくる。
ドラマの主演が決まって嬉しいと思うねんけど、俺とおるのに流星の話ばっかいややなぁ。

紫「んでな！流星めっちゃ可愛いねんで！？」

緑「そーなん」

こういう風に返事もだんだん冷たくなって言ってるのにも気づかず、話し続ける彼氏さん。

紫「この前もさ..っ！どうしたんとも！」

いてもたってもいられず、たかくんの向かい合うように膝の上に座ってやりましたよ。
たかくんのほっぺを手で包んで目を見つめる。

緑「たかくん！たかくんは誰の彼氏ですか」

最初はびっくりしてたけど、たかくんも腰に手を回してきた。

紫「ともの彼氏です！」

ニコニコしながら伝えてくれるたかくん。

緑「流星の話ばっかしてないで、俺を見て」

その後付け足すように小声で嫉妬すると伝えた。

たかくんはふふっと笑って、俺はずっとともしか見てません！と伝えてくれた。

緑「俺いがいを見てたら怒る」

紫「かわええこと言うなぁ」

そう言って頭を撫でてくれた。

紫「ともも、俺いがい見たらだめ」

緑「たかくんしか見てないよ」

end