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10-発覚- ページ10
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その夜｡
俺は(人1)さんを診察室に呼び出し
結果を伝えた｡
…正確なものではないが｡
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A「白血病…かぁ…」
翔「…出来ることはします」
A「だよね！最近、治る可能性高いもんね！
それに先生は"神"と呼ばれた名医だもんね!!」
翔「えっ…？」
A「黒田さんが言ってた！」
翔「そう…」
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俺は…
"神"なんかじゃない｡
俺は、神と呼ばれる資格なんてどこにも無いんだ｡
…だから……
君を助けることはできないかもしれない｡
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A「私、どんな治療でも頑張るね！」
そう言って、向日葵のような笑顔を俺に向ける
翔「…一緒に……頑張ろうな」
なに言ってるんだ、俺｡
思ってることと矛盾してんじゃん…
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結局
彼女に真実を伝える事は出来なかった｡
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続く
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作者名：寧々 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/amnos-eight-arashick/
作成日時：2011年7月24日 21時
