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09-恐怖- ページ9
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俺はAの検査結果をみて
恐怖に程なく近い感情になる｡
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大学病院も手を施せないと診断したもの
納得できる内容だった｡
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どう伝えるべきか…
そう考えるだけで頭が痛くなった｡
(人1)さんには先に病室に戻ってもらったけれど
ﾓﾔﾓﾔする｡
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翔「はぁー…」
診察室でまじまじとカルテを見つめる｡
"天才医師"とかどこ吹く風｡
正直、口だけの肩書きなんて
いざという時に発揮できないのがオチだ｡
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翔「んだよ…転院させないで自宅治療にさせてやればいいのによ」
あぁ、そうか｡
"俺の肩書き"…か｡
彼なら治せる とかの淡い期待なのか
単に押し付けただけなのか…
どちらにせよ、面倒な役割である事には変わりなかった｡
…胸が
苦しい｡
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：寧々 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/amnos-eight-arashick/
作成日時：2011年7月24日 21時
