《必読》世界観(正式) ページ1
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この世界には昔神様がいて、聞こえてきた人々の願いを気まぐれでコッソリ叶えていたんだ。
そんなある日、神様はある男の願いが聞こえたんだって。
「俺だけの特別な力がほしい。」
暇潰しに丁度良いと思ったのか、神様はその男の願いを叶えることにした。
男は特別な力を手に入れたが、力を発揮出来ず気味悪がられる始末。
呆れた神様は男にしか倒せない生物を作り出し、世界に放った。
それが町や村の外にいるバケモノ、神獣の由来だね。
人々が死んでいくのもまた一興、人の生死なんて神にとっては娯楽だった。
男は現れた神獣をバッタバッタとなぎ倒し、
人々は手のひらを返すように男を尊敬し、崇めた。
そんなある日、男は鼻高々と人々に言ってしまった。
「この力は神様から授かったんだ。」
と。
それから神様の所には人々の願いが聞こえるようになってしまった。
あまりにもうるさくて神様は全員に適当に力を与えてしまった。
しかし、各地で現れた強者を見て最初の男が怒りを露にした。
「俺だけの特別な力ではなかったのか、もっと俺を強くしろ!」
面倒臭くなった神様は、男にもっと強大な力を与えた。
でも、それは間違いだった。
男は自身の強さを証明するかのように人々を惨殺、幾多の血を浴びた。
ひとつ、またひとつと命、村、国が消えていった。
さすがの人々も男を恐れ、神様に願った。
「あの悪魔をどうにかしてくれ!」
もうこりごりだと思った神様は男を処刑後、
人々の力を各村、各地域に統一し、それ以降反応を示さなくなった。
残ったのは神獣と不思議な力と恐怖。
そして世界には平穏が訪れた__はずだった。
毎年、村の者と違う力を持つ者、逆に力を持たないものが現れた。
人々は彼らを神童、いや忌み子とよんだ。
ん、力を持ってないものはなぜって?
確実に力が使えるって分かっているバケモノと突然使ってくるかもしれないバケモノ、
どっちが怖いって、後者の方が怖いに決まってるじゃんか。
そんなとある年、人々は未開の大陸を発見した。
ある王は思いついた、
「忌み子をあの大陸に置き去りにしよう。」
人々はすぐに実行した。しかし忌み子は毎年現れる。
生まれては捨て、生まれては捨て__。何百年も繰り返した。
そして今向かっているのは、もとは未開の地だった忌み子がすむ大陸、
__ロストヴァウ
世界最小の大陸で忌み子によって発展した国。
なぜ向かってるかは、分かるよね?
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86(ハチロク)(プロフ) - 虹狼さん» ありがとうございます! (2019年4月25日 20時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
虹狼 - 86(ハチロク)さん» 派生作品は自由です。別の都市に遊びに行くことも可能です (2019年4月24日 23時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 失礼致します、派生作品を作ってもいいですか?。もし作っていいなら質問です。別の都市に遊びに行く(来る)ことはできますか? (2019年4月20日 22時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
米パン粉(プロフ) - 遅れてしまった申し訳ありません、完成したので確認をお願いいたします。http://uranai.nosv.org/u.php/hp/komepanko10/とhttp://uranai.nosv.org/u.php/hp/komepanko11/とhttp://uranai.nosv.org/u.php/hp/komepanko12/です。 (2019年4月9日 17時) (レス) id: db8f1ebafc (このIDを非表示/違反報告)
虹狼 - 温泉のお湯。さん» 確認しました!追加しておきますね! (2019年4月6日 14時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹狼 | 作成日時:2019年4月1日 13時