らしくない / 虫眼鏡 ページ29
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虫眼鏡side
「 あ、こんばんは。じゃあまたね 」
『 また明日！ 』
撮影が終わって家に帰って来ると、玄関先の明かりがついていた。不思議に思って足早に玄関に向かうと、家の外で彼女のAと見知らぬ男が楽しそうに話していた
どうやら浮気相手ではなさそうだ。てかこんなに堂々と浮気相手を見せるわけないけど
僕の隣を通り過ぎる時に、ペコッと一礼してから暗い夜道を進んで行く男の背中を見送って、Aの元へ向かう
『 お帰りなさい、撮影お疲れ様 』
虫「うん、ありがとう…今の誰？ 」
『 私の大学の友達だよ。近くでご飯食べてて、帰る時にたまたま会ったから家まで送ってもらったの 』
玄関のドアを開けて、僕を入れてくれたAは、僕の夕飯の支度をしに足早にキッチンへ消えて行った
らしくない。こんな感情僕らしくもない
Aと話してる男を見て、モヤモヤと黒い感情が僕の中に立ち込めているのが分かる。嫉妬？妬いた？多分そうだろう、でもこんな気持ち認めたくない。僕らしくないから
でも僕はこの感情を押し殺せるほど強くはなかった。キッチンで料理をするAの元へ向かって、強引にこちらを向かせるとちゅ、とキスする
『 ！ んっ、ちょ、危な… 』
虫「 黙って 」
開いた口に舌をねじ込み、Aの舌を絡め取る。くちゅくちゅと聞こえる音がいやらしく、早くも自身を硬くし始める
『 たいき…は、あ…っ、ん、あ、待っ……て 』
顔を赤くしたAが、僕の口を押さえてキスを阻止する。そんな事したってもう僕は止められない
『 っ！ 』
僕の口を押さえているAの右手を取り、人差し指をガリッと噛む。そして、Aの目を見て言った
虫「 …どうする？酷い事するかも 」
視線は逸らさずに、真っ直ぐにAだけを見つめる。困惑した表情だったけど、僕の手を振り払わないなら肯定と受け取ろう
押さえられた手を握って、僕はAと寝室へ向かった
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ほん(プロフ) - とってもステキな作品をありがとうございました(^^)完結おめでとうございます！次回作は�｜遒気鶚△討弔笋�ん��りょうくんが見たいです^ - ^通知待ってます！ (2020年8月17日 18時) (
レス) id: 6590fa2801 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 完結おめでとうございます！次回作の件ですが、�，討弔笋気鶚⊂�柳さん�Ｃ遒気鵑任�願いします！！！ (2020年8月17日 3時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
未玖(プロフ) - とても面白い作品でした！巡り合わせに感謝しています。�，箸靴澆帖´△箸發笋鵝´Ｃ遒気鵝，妊螢�エストさせてください。よろしくお願いします(^^) (2020年8月17日 2時) (レス) id: 3142f82528 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 僕らのお姫様本当に面白かったです、、！1虫さん 2てつや 3りょうくん でリクエストさせてください！ (2020年8月17日 0時) (レス) id: 2efded66a6 (このIDを非表示/違反報告)
山下 おと(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» 分かりました！リクエストありがとうございます！更新をお待ち下さい！ (2020年5月7日 11時) (レス) id: 066cc530ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山下 おと | 作成日時：2020年3月21日 1時
