最高に美味しい唐揚げが2個 ページ5
白ひげの怒気を含んだ声が戦場に鳴り響く
「テメェ……世界中の人間を人質に取ってやがんのかァ…！！」
『あっはは！白ひげくん大正解！そう、僕はこの能力を使って世界中の人をいつでも殺せるようにしている。人の命は、常にこの手に置いておきたいんだよね』
表情の読めない被り物を被っていても分かる
Aは今は、最高に満面の笑みなのだろう
「なんでお肉が……そんな事すんだよ！！」
そのエースの叫びにも、Aは笑いながら答える
『あっはは！そんな事って！常に僕が上に立っていられるようにする為の手段だよ＿＿＿1番手っ取り早いね』
そう話すAは、今この場にいる誰よりも恐ろしかった
世界最強の男でも、七武海でも、三大将でもない
ただの唐揚げ屋であり、歴史的な殺人鬼であるAこそが、この場において誰よりも危険な存在だった
ゴールド・ロジャーの息子であるエースの存在が薄れてしまうほど狂気的だった
『＿＿＿僕の目的は1つだけ。僕がこの戦争に参加した理由は、たった一つだけ』
Aが唐突にそう話し始めると、先程まで白ひげを襲っていたチャームが攻撃を辞め、Aの隣に降り立った
『＿＿＿準備はいい？チャーム』
「もちろんよA」
2人がそう短く会話すると
ガシャンッ！
チャームがAの片手に海楼石の手錠をつけ
チャームは愛用のチェーンソーを処刑台の下へ放り投げた
Aが海楼石の錠を付けたと同時に、どんどん心臓の被り物が肉になって溶けていく
「ッ！！！お肉…！！おま……ッ！！」
「お肉…ちゃん……？」
『＿＿＿僕の目的、それはね……』
雲から差した太陽の光が
整った顔の殺人鬼を照らす
そして潤った唇から発せられた言葉は
その顔に似つかわしくない
残虐な欲望だった
.
『ここにいる全員殺して＿＿＿！！！
.
.
＿＿＿僕も一緒に死ぬ事さ！！！！！』
さァ
戦争が
再開する＿＿＿＿＿
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おはよ - 神ですやばいですうあああ大好きですーー (2023年3月15日 18時) (
レス) @page24 id: d4f6705fb9 (このIDを非表示/違反報告)
アワアワ - 凄い面白かったです!!ハツ潰し……ネーミングセンスが凄い良いですね(*^^*)尊敬します！神作でした!! それとこの小説を読んだ後、夜ご飯唐揚げでした←（ ´ー｀）ｼﾗﾈｰﾖ (2023年1月16日 0時) (レス) @page24 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
みつ - 本当に神作！！！読みながらとっても興奮してわくわくしてました！！素晴らしい小説をありがとうございます。 (2022年11月27日 17時) (レス) @page15 id: a62d3d9c5e (このIDを非表示/違反報告)
kokoa(プロフ) - 一話一話ワクワク ドキドキしながら読んでいました。すんごく楽しかったです！素敵な小説をありがとうございました(*>∀<*) ラストの伏線も最高でした✨ (2022年11月3日 20時) (レス) @page24 id: 5f28c51e6c (このIDを非表示/違反報告)
ぴーさんだぞ！ - 読み終わったら唐揚げが食べたくなりました！とっても面白かったです (2022年8月24日 16時) (レス) id: d175a1ba5f (このIDを非表示/違反報告)
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