謳歌42 手合わせのお誘い ページ5
___それは、Aのある一言から始まった
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『久しぶりに、思いっきり体を動かしたいわ〜』
「…と言うのは?」
『ん〜、誰かと手合わせしたいってことだけど〜?』
「!」
手合わせ。つまりAの戦闘技術を見れると言うこと。しかし創造主である彼女を傷つける訳にも行かない
センゴクは少し首をひねった
「訓練場でも行って、若い海兵とやればいいじゃろうが」
『若い子は手応えがないわ〜。出来れば私は、"あなた達"と手合わせしたいのだけど〜?』
ドフラミンゴからAの過去を聞いた事があるセンゴクとボルサリーノは少し眉を潜めた。確かに、4分で世界の3分の1を壊す程の者と若い海兵を、戦わせるわけにはいかない
それにもし誤ってAを傷付けでもしたら大問題だ
「…どうします〜?」
『本気で戦えって言ってるわけじゃないから〜、じゃあそうねぇ〜』
Aは少し考えた後、うんと頷いて言った
『あなた達は能力ありで、私の背後を取ったら勝ち。そして私は能力なしで、あなた達誰かに少しでも触れれば勝ち___ど〜お?』
それはあまりにもAに不利な条件だった。しかし、それ程までにAに自信があると言う証拠でもある
「確かに傷つきませんしいいと思いますけど…」
「Aに勝ち目がないじゃろうが」
「いや〜___勝てると思うよ〜?」
ボルサリーノの言葉に首を傾げるクザンとサカズキ
センゴクはボルサリーノに続けて言った
「A様はかつて約4分でこの世界の3分の1を破壊した人だ。お前らを一捻りで殺せるほどの力を持ってる」
「!!そうなんですかA様?」
『んもぉ〜やめてよぉ〜…青海に居た時お酒を飲んで酔っ払っちゃっただけよ〜』
両手で顔を伏せて恥ずかしそうに言うA
初めて笑顔以外の表情を見たが、それよりも酔っ払って世界の3分の1を破壊したという事が、今判明した
「酔っ払って壊しちゃったんですか〜」
『っんも〜、誰〜?教えたの〜』
「っ、すいません…っおれちょっと貧血気味なんで…薬もらってきます…」
「あ、あぁ」
鼻血の出し過ぎで貧血を起こしたクザンは薬を貰いに行き、サカズキはあまりのAの可愛さから無言で部屋を出ていった
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蒼 - とてもきれいな人生をありがとうございます。夢主の途方もない優しさが響きました。結論:大泣きしました本当に好きです。ありがとうございました!!!土下座 (2022年8月7日 23時) (レス) @page50 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)
カミちゃん(プロフ) - 花ノ園さん» こちらこそ読んでくれて森羅万象感謝感激雨霰!!!!!!!!!!!!!!我貴様大好!!!!!!!!!!!!!! (2022年2月21日 13時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ園(プロフ) - 圧倒的母性力感謝感激雨霰!!!!謝謝!!!! (2022年2月21日 13時) (レス) @page50 id: 408f90cf09 (このIDを非表示/違反報告)
松 - 2人揃ってボルサリーノの盗聴用黒電伝虫に話しかける平和な空間… (2020年11月12日 7時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - え?え?え?タイトルから震えた。マッマおかえりなさい。そして、続編おめでとうございます。青海をじゃんじゃん、楽しんじゃってください。私はそれを見守りますのです。 控えめに言って愛してます (2020年8月5日 13時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)
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