謳歌56 純粋が好き ページ19
ドフラミンゴが向かったレストラン
それは高級なレストランではなく、至って普通のどこにでもあるようなレストランだった
「お前は高級レストランより、こう言う普通の方を好むだろ？」
『あら〜知ってたの〜？』
ドフラミンゴの言う通り、Aは普通のレストランが好きだ
なぜなら、金持ちや貴族が行くような所より、普通のレストランの方が純粋な人の笑顔を見れるから
『もちろん、高い所の方が料理の質は良いけれど、こう言う普通の方が、人の笑顔は多いからね〜』
「人の笑顔か…他人の幸福を見て自分も幸せになるってかァ？」
『神天にいる間は数千年ひとりぼっちだからね〜。人の笑顔を見れるって、幸せな事なのよ〜？』
数千年の時を過ごしたことの無いドフラミンゴは、Aの孤独なんて分かるはずもない
Aがあまりにも悲しく笑うので、それ以上聞くのはやめた
＿＿＿ドフラミンゴはロブスターを、Aは3kg程のステーキを
「フフフ…結構食うんだなァ、いい事を知った！」
『ふふっ、普段は10kgは食べてるわ〜』
「マジかよ」
思わず本音が出たドフラミンゴ
こんな小柄な、まさに少食と言うようなAが、普段10kg食ってるのだから
3kgをあっという間に平らげて、美味しかったわ〜と言うA
二人とも食べ終わり、先程勝ったカメ車レースで稼いだ内の2割を置いて、レストランを出て行った
「随分と優しいじゃねェか？」
『ん〜？だってこんなにお金を持ってたら、重いでしょ〜？丁度いい置き場所があって良かったわ〜』
まさかの善意などではなく、金が重くて大変だからと言う理由らしい
それでも、今のレストランの店主にはAが神様のように見えただろう
『そろそろ、テゾーロと回りましょうかね〜』
「その間おれは一人で回ってろってか？」
『いいえ〜、ドフィには別で頼みたい事があるの〜』
そう言ってAがドフラミンゴに渡したのは、Aの首に付けていた木の破片のネックレス
『それを、私が戻ってくるまで守ってて欲しいの〜。私の命よりも大事だから〜』
「そんな大事なもんをおれが持ってていいのか？」
『ん〜？ドフィだからよ〜？』
「！」
それはAからの絶対的な信頼の証
ドフラミンゴはとても嬉しそうに笑って言った
「フフフフッ……！！おれの命に代えてでも守ってやる！」
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蒼 - とてもきれいな人生をありがとうございます。夢主の途方もない優しさが響きました。結論:大泣きしました本当に好きです。ありがとうございました！！！土下座 (2022年8月7日 23時) (
レス) @page50 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)
カミちゃん(プロフ) - 花ノ園さん» こちらこそ読んでくれて森羅万象感謝感激雨霰!!!!!!!!!!!!!!我貴様大好!!!!!!!!!!!!!! (2022年2月21日 13時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ園(プロフ) - 圧倒的母性力感謝感激雨霰！！！！謝謝！！！！ (2022年2月21日 13時) (レス) @page50 id: 408f90cf09 (このIDを非表示/違反報告)
松 - 2人揃ってボルサリーノの盗聴用黒電伝虫に話しかける平和な空間… (2020年11月12日 7時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - え？え？え？タイトルから震えた。マッマおかえりなさい。そして、続編おめでとうございます。青海をじゃんじゃん、楽しんじゃってください。私はそれを見守りますのです。 控えめに言って愛してます (2020年8月5日 13時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)
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