【ONEPIECE】4万歳の創造主 II

謳歌46 おふくろラブ ページ9

─────サッチside─────









よォ！！！

最近親友だと思ってたティーチに殺されて、地縛霊になったサッチ様だぜ！！！

いや、実際こんなテンションで言えることでは無い

おれが殺されて、ティーチはヤミヤミの実を食って、エースはティーチを追いかけて船を降りちまった

しかも最近はエースがティーチに負けてインペルダウンに収容されたとか
…何やってんだよエース…！おれの為に無茶しやがって




＿＿＿＿＿おふくろは悲しんでくれるかな…おれが死んだこと





「はァ…おふくろ来てくれねェかな……」




おれがそう思っていると




「親父ー！！おふくろが来たよ！！」




ハルタが親父に笑顔で伝えに来た

おいおいマジか！本当に来てくれたのかおふくろ！！もしかしておれの心読んだ？！

親父は体調が悪いにも関わらず直ぐに甲板へ出て、おふくろと再開した
本当に＿＿＿…おふくろが大好きなんだな…親父は


船員とおふくろが楽しそうに話してる？すると不意に、おふくろが呟いた




『あら〜サッチはどこかしら〜？』




その瞬間、船員は気まずそうな顔をして、言葉を濁した
真実は伝えなきゃなんねェ。おれが死んだのも、エースがティーチを追いかけて船を降りたのも

マルコがおれの事をおふくろに説明してる時、一瞬おふくろと目が合った気がした

まァ…おふくろは見えてないからしょうがないからたまたまおれの方に目を向けただけだろ

マルコが話終わり、周りが少ししんみりしてると、おふくろは話した




『ティーチに野心がある事は気付いてたけど〜、まさかサッチをね〜通りでみんな元気がないと思ったわ〜』




船員はおふくろが来たと知って出来るだけ明るく接したはず

だがそれもおふくろには通じないみたいで、会った時からバレていたようだ




「なんだ…その。…おふくろは、悲しくないのか？」




イゾウがおふくろにそう聞いた

そりゃあ悲しんでくれてたらおれなら嬉しい
大切に思ってくれてたって事だ

しかしおふくろは少しも表情を変えることなく言った




『ごめんなさいね〜、人が死ぬのには慣れてしまってて、悲しくはないわね〜』




…やっぱり、悲しんではないか




『それ以前に〜









.









.









.









.









＿＿＿さっきからずっと、そこにサッチがいるじゃな〜い？』


｢＿＿＿＿＿＿＿＿＿へ？｣

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