【ONEPIECE】どうせなら、死ぬまで楽しんでやるよ!!! IV

楽しみ136 笑わせて ページ26

─────クザンside─────







『『アンタがどう思ってるかは知りませんけど、少なくとも私は凄く幸せだった！それを退いてクザンに愛されようなんて真っ平御免ですよ！！ｸﾞｽｯ』』





先程Aから電話が掛かってきて

話してみればおれの声が聞きたかっただなんて嬉しい事を言ってくれた

なんだかんだ言っておれの事気にかけてくれるし、何かと頼ってくれるし

Aっておれの事大好きなんじゃ？

おれなら絶対幸せに出来るし、一生愛する自信がある

そう思って発した言葉＿＿＿


どうやらそれがAの地雷だったようで、序盤に戻る





「？！A、泣いて…ッ！！」


『じゃあもう切りますね。ちゃんと仕事してくださいよ』





おれが待ってと言う前に切られてしまった





「…ッ最低だ…！」





好きな女を泣かせてしまった

＿＿＿しかも他のAを狙う男の前で

彼女は笑った事がない。笑った声すら聞いた事がない

多分それは、海軍のみんなも、彼女の家族である白ひげ海賊団も同じだと思う

＿＿＿そんな彼女を、笑わせるどころか先に泣かせてしまった





「…こりゃ、白ひげに殺されるな」





今すぐにでも謝って、抱きしめてやりたい

けど、今かけ直してもきっと出ないだろう

今頃あのドフラミンゴの胸で泣いているのかと思うと、苛立ちでどうにかなりそうだ





「＿＿＿＿帰ってきたら、アレしてみるか」





そう、Aが、おれが機嫌が悪くなった時に、いつもする"アレ"

むしろ機嫌が悪くならなきゃ良いけど＿＿＿＿＿

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