対面中 あなたの娘に ページ9
白ひげさんは私の頭をゆっくり撫でて、言葉を発する
「グララララ＿＿＿ガキのくせに一丁前に大人ぶりやがって家族が欲しいだァ？そんなもん、おれがいくらでもくれてやる」
『！』
冷や汗が流れる
それと同時に、嬉しさで声が出そうになる
「＿＿＿名前はなんだ」
『私は…Aだ』
「そうかァ………A」
白ひげさんは、私を撫でる手を離し、私の目を見て、しっかりと言った
「おれの家族になれ」
＿＿＿＿＿ここで残り300日未満を過ごせば、私はここから出ていく
たかが修学旅行の一環…………それでも私は
『っ…よろしくお願いします…！』
その言葉が、とてもとても
嬉しかった
「グララララ……おれの船に居て雑な仕事はひとつもねェ＿＿＿マルコ、こいつをナースチームに入れろ」
「！…分かったよい」
長男坊であるからか、不死鳥さんは完全に警戒を解いた訳では無いよう
それでも白ひげさんの決めた事には口を出さないのか、私が渡した手錠の鍵で、先程まで付けていた手錠を外しナースチームの元へ案内しだした
＿＿＿＿もちろん、部屋を出る前
『ありがとう』
と、白ひげさんに礼を言って
.
.
「＿＿＿ここだよい」
不死鳥さんに案内されて、私はナースさん達がいらっしゃる部屋へと案内される
「あら？マルコじゃない。その子は？」
部屋に入ると、もちろん視線が集まる
そして不死鳥さんが私のことを説明するなり
「「「きゃー！！！」」」
と、ナースさん達が私の腕をつかみ
「なんて可愛いの！」
「お肌スベスベだわ〜！！」
「ちょっとマルコ！！もっと早く言いなさいよ！！」
なんて言いながら私の事をギュウギュウに抱きしめ始めた
『あー…………不死鳥さん…助けてはいただけないだろうか』
「…無理だよい。仕事内容は、そいつ等から聞いてくれ」
不死鳥さんはそれだけ言うと、部屋の外へ行ってしまった
逃げたなあの人
『＿＿＿とにかく、今日からあなた方の元で世話になる……お姉ちゃんとでも呼べばいいか？』
私がそう言ってナースさん達に聞けば
「「「お姉ちゃん？！」」」
と、全員が叫びだし、またもやギュウギュウに抱き締められた
あぁ……疲れそうだ
それと同時に…
＿＿＿楽しそうだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カミちゃん(プロフ) - ありがとう!!!!!!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!遅くても嬉しいありがとう!!!!!!!!!!!!!!教授は最後主ちゃんに殺されると勝手に自分の中で決めつけてるうひひひひひひひひ (2022年2月21日 13時) (
レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ園(プロフ) - ありえないくらい遅いけど完結おめでとう！！！！某教授がやはり色々な意味ですごいので面白かった！！！！主人公の言動が普通に可愛い件について検索 (2022年2月21日 12時) (レス) @page44 id: 408f90cf09 (このIDを非表示/違反報告)
ポユン - 完結おめでとうございます！（遅くなっちまったけど…）あ、あとカルマ教授の性格がなんか好きだぁ…！他の作品も見させてもらいますね！（なんか文章が可笑しくなったぜぇ…） (2020年11月22日 18時) (レス) id: d6f0b3fa78 (このIDを非表示/違反報告)
n_jo(プロフ) - 楽しい作品でした(語彙力)クザンとのループな物語は何度も読み返してるレベルで刺さりました(ありがとうございます)創造主続編毎日更新確認します(待ってます)これからも頑張ってください！ (2020年8月5日 13時) (レス) id: c783177b4e (このIDを非表示/違反報告)
ゴンベヱ - ｻｲｺｳｶﾖｫｫｫｫｫｫｫ。怒涛に続く怒涛な展開。しかも、創造主の続編も！？カミちゃんさん、あんた最高？神？これは神様だよな。大好きだ (2020年8月5日 12時) (レス) id: f1d9edb126 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
