捜索中 はじめまして ページ6
一応、私は蒼炎を纏った「彼」が飛んで行った方向へと船を進める
白ひげ海賊団に出会うのならば、なるべく早い方がいい
一分一秒でも、この修学旅行を無駄にはしたくないからな
私は自分で作ったいちごのパフェを頬張りながら船を進める
あっ、パフェ美味しい
『……!』
前方、1kmほど先に待ち望んでいた海賊船が見えた
やはり、案外近くに居たな
四皇と言えども、所詮は人だ
緊張しなくてもいいし、普段からカルマ教授に死の淵を思い知らされている
準備は___出来ている
『さァ……ご対面と行こうか』
私は抑えきれない興奮を胸に、少しでも早く白ひげさんに会うために、翼を広げて船の方へと飛んでいく
_____すると
「親父の船に____なんの用だよい」
『!』
先程の「彼」が、空を飛ぶ私の後ろに構えていた
『…さっきぶりだな、不死鳥 マルコ』
「___…じゃあさっきのはわざとだったって事だねい」
『あなたが本物かどうかの確認さ。急に攻撃した事は謝るが』
空中でバサバサと翼を動かしながら、不死鳥さんと対峙する
彼は敵対心を持っているようだが私はそんなものは一切ない
何せこれからあなた方の仲間になるんだからな
「わざわざ船を戻してこっちへ進んで来たってことは。おれに用があるのかよい」
『あなた、と言うより、あなたの親鳥さんの方にな』
「!……ほう、親父にか」
不死鳥さんの敵対心がさらに高まる
彼と1度手合わせをしてみたい気持ちも多少あるが…それは乗せてもらってからでいいだろう
私は何がなんでも白ひげ海賊団の一員になるつもりだからな
『___不死鳥さん、白ひげさんに会わせてくれ。信じられないのならば、私の腕に海楼石の錠でも付けてな』
「!」
私は、予め用意しておいた海楼石の錠を自分の手に付けて、不死鳥さんに見せる
「___ここじゃお前を引っ張るにも無理があるよい。……ついてこい」
『…あぁ、もちろんだ。その為に来たんだからな』
私は美しい蒼炎を纏う不死鳥さんに後ろから飛んでついて行った
.
.
.
.
『美しい炎だな』
「!……気持ち悪くないのかよい」
『どこがだ?見ているだけで心を奪われる美しさだろうが』
「!!……………そうかよい」
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カミちゃん(プロフ) - ありがとう!!!!!!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!遅くても嬉しいありがとう!!!!!!!!!!!!!!教授は最後主ちゃんに殺されると勝手に自分の中で決めつけてるうひひひひひひひひ (2022年2月21日 13時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ園(プロフ) - ありえないくらい遅いけど完結おめでとう!!!!某教授がやはり色々な意味ですごいので面白かった!!!!主人公の言動が普通に可愛い件について検索 (2022年2月21日 12時) (レス) @page44 id: 408f90cf09 (このIDを非表示/違反報告)
ポユン - 完結おめでとうございます!(遅くなっちまったけど…)あ、あとカルマ教授の性格がなんか好きだぁ…!他の作品も見させてもらいますね!(なんか文章が可笑しくなったぜぇ…) (2020年11月22日 18時) (レス) id: d6f0b3fa78 (このIDを非表示/違反報告)
n_jo(プロフ) - 楽しい作品でした(語彙力)クザンとのループな物語は何度も読み返してるレベルで刺さりました(ありがとうございます)創造主続編毎日更新確認します(待ってます)これからも頑張ってください! (2020年8月5日 13時) (レス) id: c783177b4e (このIDを非表示/違反報告)
ゴンベヱ - サイコウカヨォォォォォォォ。怒涛に続く怒涛な展開。しかも、創造主の続編も!?カミちゃんさん、あんた最高?神?これは神様だよな。大好きだ (2020年8月5日 12時) (レス) id: f1d9edb126 (このIDを非表示/違反報告)
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