謳歌40 手助け ページ44
＿＿＿ある日、Aは春の女王の町"セントポプラ"へ行っていた
その日は土砂降りで、町は雨の匂いで充満している
そんな町中を、Aは顔を見せないようストールで隠し歩き回っていた
＿＿＿すると向こうの方に何やら人だかりが
人をかき分けその中心を見ると、口がチャックの男と1匹のキリンがいた
『フクロウと…あれはカクかしら〜？』
麦わらの一味に破れ、政府に追われているCP9の一員のフクロウとカクが、ルッチの医療費興行をしていた
Aは政府や海軍の味方でなければ、もちろん海賊の味方でもない
しかしそれが仮にも自分の"息子"となれば話は違う。しかも命の危機となれば尚更
Aは子供の振りをして列に並び、数百回分のお金を払って、キリンのカクに乗った。そしてAはカクとフクロウに聞こえるよう、言葉を発する
『それで医療費の足しにしなさいね〜』
「？！何故それを……！！」
滑り台を滑り終わったAは2人を見て微笑み、また人混みの中へと消えていった。Aはきっと他のメンバーも同じように稼いでいるだろうと思い、町を歩き回った
そしてジャブラ＆ブルーノの猛獣ショーやクマドリの芸を見て、同じ様に大金を置いてその場から去っていったのだった
.
＿＿＿Aがセントポプラに滞在して数週間
Aの元に一匹のハトが
『あら〜また来たの〜？ハットリ』
「クルッポー！！」
ルッチのペットであるハットリ。唯一Aがセントポプラにいる事を知っている
そしてよくAの元に来てルッチの現状などを伝えているようだ。最近もルッチが目覚めたと伝えに来ていた
『今日はどうしたの〜？』
「クルッポ！ポッポー！｣
『あら〜、じゃあ今日退院したのね〜。良かったわ〜元気になってくれて』
ルッチが退院したと知り安心したAは、そのまま本部へ戻ろうと帰る準備をした
すると＿＿＿
「クルッポー！！」
ハットリがAの服の裾を引っ張って、どこかへ連れていこうとしていた
「ポッポー！！」
『いいわよ〜、私は行かないわ〜』
ルッチの元へ連れて行こうとするハットリ。しかし珍しく弱気なAは頑なに行くことを拒んだ
それを見かねたハットリが、無理やりAを引っ張って、ルッチの元へと飛ぶ
ハットリに対して抵抗できないAは少し微笑んで、仕方ないわね〜とされるがままハットリに引っ張られて行った
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こけこっこ - あーーーー ｽｩ(息を吸う音) すきぃぃぃぃぃぃーーーーーー！！！！！！！！！っっっ (2022年4月30日 0時) (
レス) id: 9e2c3376df (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 「頭に芋けんぴついてる」で腹筋がしにますた (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - おふくろを連発されることがここまで腹筋にダメージが与えられるとは知らなかった (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - おふくろの味ネタが1番好き。心臓持ってかれたわ (2020年4月3日 17時) (レス) id: a9b70a7a10 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - サ○エでございますでワシ掴みされてからの神作品でした。これからも頑張って下さい！ (2020年3月31日 9時) (レス) id: 922f0caa1e (このIDを非表示/違反報告)
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