謳歌24 くるっぽー ページ28
「A様ァァァ？？！！！と、青キジ殿ォォ？！！」
今更Aとクザンに気付いたスパンダムは椅子ごとひっくり返った。その様子を見て、うふふと綺麗に微笑むA
「なっ、ななななんでA様と青キジ殿がここに？！」
『ん〜？強いていえば暇だからだけど〜、エニエス・ロビーやCP9の事も気になったから〜、遊びに来ちゃった♡』
んふ、と可愛く笑い、手際よくスパンダムの零したコーヒーと割れたティーカップを片付けるA
「だ、だだだ大丈夫ですおれが片付けます！！A様はおおおお座りください！！」
『いいのよ〜疲れてるんだからお休みなさ〜い』
こんなにも優しいのに、未だ創造主と言う肩書きに縛られているスパンダムはAに頭が上がらない
『んもぅ、そんなに緊張しなくてもいいのにね〜。臆病なんだから〜』
「ﾌｯ…」
スパンダムに対する臆病と言う言葉に、満足気に笑うルッチ
Aもすぐに理解した。あ、この長官部下から信頼されてないタイプだ、と
「ちなみにいつ頃戻るんですかA様」
『そうね〜、一週間くらいかしら〜？センゴクには私が権力濫用した〜って言っといていいわよ〜』
「一応おれ、A様の護衛としてもついてるんですが」
あら〜と言って少し考えるA
するとルッチの方を向いてパァっと笑い、ルッチの肩に手を置いて言った
『じゃあ、その間ルッチに護衛を頼むわ〜』
「！」
ルッチはAを知るいい機会だと思った
クザンは、仕事取られた、と落ち込みながらも、承諾した
「クルッポ！」
『そうなの〜？それで〜？』
「クルッポ！ポッポー！」
『あらそうなのね〜、それだとルッチの仕事が増えちゃうわね〜』
人間が鳩の言葉を聞き取れるわけもなく、そこは完全に二人……いや一匹と一人の空間だった
それよりもAの、ルッチの仕事が増えると言う発言
「A様、おれの仕事が増えるとは？」
『ん〜？貴方今W7って言う所に潜入任務に行ってるんでしょ〜？一週間も戻らなかったらそっちに負担がかかるだろうし、ルッチの仕事が増えちゃうわ〜』
やはりAはハットリの言葉を理解していた
「なら、A様も一緒にW7へ行けばいいんじゃねェの？」
「し、しかし！」
「たった一週間です。それくらいどうって事ない。我々の任務に支障は出ません」
スパンダムは2人の威圧に負けて、渋々承諾する事にした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 572人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こけこっこ - あーーーー ｽｩ(息を吸う音) すきぃぃぃぃぃぃーーーーーー！！！！！！！！！っっっ (2022年4月30日 0時) (
レス) id: 9e2c3376df (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 「頭に芋けんぴついてる」で腹筋がしにますた (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - おふくろを連発されることがここまで腹筋にダメージが与えられるとは知らなかった (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - おふくろの味ネタが1番好き。心臓持ってかれたわ (2020年4月3日 17時) (レス) id: a9b70a7a10 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - サ○エでございますでワシ掴みされてからの神作品でした。これからも頑張って下さい！ (2020年3月31日 9時) (レス) id: 922f0caa1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
