謳歌23 バカヤロウ ページ27
だがそんな小さいことでAが怒るはずもないので、こういう所はほかの権力者と違いとても気が楽である
『まァ、貴方の口、とっても面白いわね〜。チャックで出来てるなんて〜』
そう言ってフクロウの口のチャックを開け閉めするA
こう言う好奇心旺盛な所も、クザンがA愛おしく思うワケのひとつだったりする
「なんか…面白い人っすね」
「だろ？この人、お前のとこのロブ・ルッチに壁に押さえ付けられても平然としてる人だから」
「あの化け猫に？！何やってんだアイツ…！！って言うか、殺されなかったんすかルッチ」
一応同僚であるルッチがやらかした事に関して微かな罪悪感を感じている様子のジャブラ
なんだかんだ、ライバルが居なくなるのは嫌なようだ
「あの天使がそんな事でキレる人に見えるか？」
「…つまりめちゃくちゃ器が広いんすね」
「そういう事＿＿＿」
ジャブラは、何となくこれ以上クザンにAの事を聞くと色々と厄介な気がしたので、スパンダムの机の上に書類を置いて部屋から出ていった
「チャパパ……A…様……そろそ……ろ離してくだ……さい……」
『うっふふ！面白いわね〜』
未だにチャックを開け閉めして面白がるA
「＿＿＿案外子供っぽいところ有り…っと」
クザンのA様観察ノートが4冊目を超えた
＿＿＿更に1時間たった頃
「はァ…疲れたぜ……」
と、スパンダムとその護衛のルッチが戻ってきた
『あら〜、お帰りなさ〜い二人とも。お疲れ様〜』
「あぁ…………あ…ッ？！」
「クルッポ？！」
ルッチとハットリは驚きで固まったが、何故かスパンダムは気付かず、おう。と上着を脱いでそのままAに手渡している
『コーヒー飲む〜？』
「あぁ、頼んだ」
『は〜い。ブラックにするわね〜』
ルッチはAが優しい人間であると分かっているが、それでも流石にこの状況はおかしい
そして改めてスパンダムに思う
コイツ馬鹿か、と
「……長官」
「あぁ？なんだ？」
「………」
ルッチは「早く気づけ」と言うような顔でスパンダムを真顔で見つめる
「なんだよ？！」
『は〜いコーヒーよ〜』
「おぉ、ｽﾞｽﾞ……このコーヒーうめェな！どこの豆……ﾌﾞｯｯｯｯｯ!!!!!」
＿＿＿やっと気付いた
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こけこっこ - あーーーー ｽｩ(息を吸う音) すきぃぃぃぃぃぃーーーーーー！！！！！！！！！っっっ (2022年4月30日 0時) (
レス) id: 9e2c3376df (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 「頭に芋けんぴついてる」で腹筋がしにますた (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - おふくろを連発されることがここまで腹筋にダメージが与えられるとは知らなかった (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - おふくろの味ネタが1番好き。心臓持ってかれたわ (2020年4月3日 17時) (レス) id: a9b70a7a10 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - サ○エでございますでワシ掴みされてからの神作品でした。これからも頑張って下さい！ (2020年3月31日 9時) (レス) id: 922f0caa1e (このIDを非表示/違反報告)
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