謳歌19 やらかすルッチ ページ23
＿＿＿ある日
Aは本部の構造を把握するために、本部を歩き回っていた。またどこかへ行かない様に、クザンが監視＆護衛に付けられて
『で〜、この左が会議室7だったかしら〜？』
「いや、そっちは会議室6です」
『じゃあ右が7ね〜』
「いや、まずこの階に会議室7ないんで」
クザンがAと回っていて分かったことは、案外方向音痴だと言うこと。そんな所も愛おしいとクザンは思う
ちょうど角へ差し掛かった時
ドンッ
＿＿＿とAが誰かにぶつかった
『あら〜ゴメンなさいね〜』
Aがぶつかった事を謝るも、相手は何も言わずにAを見ている
「おいルッチ！！急に止まるんじゃねェ！！」
そう言ってルッチと呼ばれる男の後ろから顔を出したのはらエニエス・ロビーで長官を務めるスパンダム。見ての通り、基本の性格は終わっている
『私がぶつかっちゃったの〜。ところで二人とも海兵じゃないわね〜』
「アァ？！誰だお前！」
「…お前も海兵じゃないだろう」
『ふふっ、確かにそうね〜＿＿＿あら〜可愛いハトさんね〜、貴方のお連れ？』
そう言ってルッチの肩に止まるハトに触れようとするA。その瞬間ルッチはAの腕を拘束し、壁に押し付けた
『あらー…触られるのが嫌だったかしら〜。ゴメンなさいね〜』
壁に押し付けられたAは痛がる様子も焦る様子もなく、ただ触ろうとした事を謝った
「…A様？どうしたんですか」
そう言ってクザンが角から顔を覗かせる
その瞬間スパンダムの顔は青ざめ、クザンは冷気を出しながら青筋をたたてルッチを睨んだ
「＿＿＿今すぐその人を離せ」
クザンの異様な覇気を感じたのか、ルッチは少し目を見開いて直ぐにAから拘束を解く
「大丈夫ですかA様。お怪我は？痛むところはありませんか」
『ふふっ、大丈夫よ〜。私が彼の嫌がる事をしてしまっただけだから〜』
クザンが膝を着いてAに敬語を使い、｢様｣と付けている事から相当上の立場である事が分かる
「あ、あの…青キジ殿…そのお方は？」
「お前ら、創造主が青海に降りてきたって話は聞いてるだろ？極秘だから姿は知らねェだろうが」
そのクザンの一言で全てを理解したルッチは、大きく目を見開く
「え、えぇ、聞いてますが…」
「その創造主がこの人」
そう言ってAに視線を向けるクザン
スパンダムは途端に顔を真っ青にしてAに謝った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 572人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こけこっこ - あーーーー ｽｩ(息を吸う音) すきぃぃぃぃぃぃーーーーーー！！！！！！！！！っっっ (2022年4月30日 0時) (
レス) id: 9e2c3376df (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 「頭に芋けんぴついてる」で腹筋がしにますた (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - おふくろを連発されることがここまで腹筋にダメージが与えられるとは知らなかった (2020年11月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - おふくろの味ネタが1番好き。心臓持ってかれたわ (2020年4月3日 17時) (レス) id: a9b70a7a10 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - サ○エでございますでワシ掴みされてからの神作品でした。これからも頑張って下さい！ (2020年3月31日 9時) (レス) id: 922f0caa1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
